おかげさまで身内の問題も一区切り尽きました。年末年始とぽっかりスケジュールに空白が出来てしまいましたが、後片付けの他はゆっくり静かに過ごそうと思っております。
年が明けたら鉄人社から友里征耶初の
オススメ本
の原稿を書き始めなければなりません。幸か不幸か「月刊 めしとも」が休刊、定期的な連載は「日刊ゲンダイ」だけとなりました。
負荷としては充分こなせるはずなのですが、J.C.オカザワと違って出版の都度違った切り口なり構成を考える友里。オカザワの得意技である初版印税貰い逃げとならないよう内容を充実させなければなりませんので、書き始めるまでの構想の構築(大袈裟)に苦労しております。
オカザワのように割り切ってしまえば(増刷なしの初版印税貰い逃げ)気が楽なのでしょうが、それではこの後のオファーが来なくなります。今後も年に1冊くらいは出版していきたいだけに
何回かの増刷
を狙いたい。と言っても、初版数を抑えて1回の増刷数を最小限にする
増刷数稼ぎ
はやらないつもりであります。要は総刷り数と言いますか、総実売数であります。
それでは今年最後の店短評です。
鮨 はしぐち
数年ぶりの訪問。小キャパなので予約が簡単に入らないのが難点ですが、ツマミ(それほど種類はない)、握りと支払い額(2万円チョイ)を考えると充分満足。「めしとも」の仕事での再訪でしたが、オススメ本にも取り上げようかと検討中であります。
ロオジエ
今秋2回目の訪問。カウントダウンではないですが、来年3月の閉店までに後1回訪問するかどうか。
料理は相変わらず可もなく不可もなし。決して印象に残るものではなかった。数ヶ月後に閉店が決まっているのですから、厨房スタッフのモチベーションを高水準に保てるはずもないか。
お任せワインも、もちろんレベルは低くなるに比例して請求額も安くなっておりました。
フロリレージュ
結果から言いますと、昨年の初訪問時と違って料理は良くなっていると感じました。脱カンテサンスの兆候を少し感じました。
詳しくは明日の日刊ゲンダイのコラムをご覧下さい。
ポンドール・イノ
あの「シェ・イノ」が三越前の再開発ビルに支店をだしてきました。ビル自体が閑古鳥一色。もちろん私が訪問した日、この「ポンドール・イノ」も例外ではありませんでした。
食べたのはなぜかある鉄板焼きコーナーでの鉄板焼き。これまた来年1月はじめの日刊ゲンダイのコラムをご覧下さい。
天ぷら 真
ホテルオークラ「山里」出身の人が揚げ手の店。夜のコースは1万円台後半まである高額店でありますが、量的には物足りない。天麩羅自体も凡庸でした。追加したら予想以外に高い請求。
詳しくは来年1月はじめの日刊ゲンダイをご覧下さい。
リストランテ・マッサ
知る人は知っている、知らない人はまったく知らない元鉄人の店。
今夏、知人夫婦に10周年パーティへ連れて行って貰いました。(急な参加で手ぶら。つまりタダ飯)よって借りを返すため(店には言っていません)に4人でこの冬訪問しました。
頼んだコースを書いてしまうとバレる可能性がありますので詳しく書きませんが、ワインの値付けも高くなく予約もとりやすい。料理もアロマフレスカより遙かにイタリアンに近いので、急にイタリアンが食べたくなった時などには良いでしょう。