最近訪問した店 短評編 5

芝浦工業大学教授・古川修氏からの提訴に関して、多くの方からご声援のメールをいただきました。ここに、あらためて御礼申し上げます。
ただでさえ赤字であるこの副業、弁護士費用を考えると憂鬱になります。子供の喧嘩みたいなレベルの低い係争内容ですが、手間は同じというかかえってかかるようで、費用は半端でありません。古川さんはどう捻出しているのか、大変気になります。
さて、いつの間にかシリーズ化した店訪問記です。
鷹匠 寿
前回はシーズンだったので生でしたが、今回は冷凍物の時期の訪問です。天然物ですが、ネットなどのレビューにあるように、いつ食べても癖がなく食べやすい。よく言えば安定している、はっきり言えば個性が消えているというのでしょうか。しかも、生、冷凍のどちらもそれほどの差を感じないのが不思議。ある店の店主は、「あそこは西崎ファームの鴨を仕入れている」と言っていましたが、若主人は全部契約した猟師からの鴨であると断言していました。
ここの鴨は誰でも美味しいと感じる癖のないものですが、鴨に至るまでの料理が問題。鶏肉やレバーなどがかなりでてきて、鴨に行く前にお腹がふくらみます。
簡単な突き出しと鴨肉、そして雑炊のシンプルコースで充分だと思うのですが、それでは2万円の請求はできないか。ビールは飲み放題らしいとの噂を聞いたので、持ち込みワイン以外にもかなりの本数を開けてしまい、二日酔いになりかけました。
レ・ブランドゥ
以前、古川修氏が店名伏せて絶賛していた神楽坂のイタリアン?です。最近は店名を開示しているようですが。
村公一氏のスズキやキビレ、ワカメ、西崎ファームの鴨といった古川さん絶賛食材を扱う店です。
初訪問時驚いたのは、キビレのアクアパッツァ。掟破りでヒュメ ド ポワソンを使っているのではないかとおもったほど濃厚なお味でした。ミラノの専門店で食べたものとはまるっきり違う。早速広尾の「アクアパッツァ」へ行って確認しましたが、やはり違う。
いくら捕り方、〆方が違うからといって、こんなシンプル調理の料理、食材でこれほどの差がでるのでしょうか。
再訪してまたアクアパッツァを頼んだのですが、魚が違ったからか、初回ほどの濃厚さは感じなかったのが不思議でした。
古家庵
赤坂の韓国家庭料理店。ちゃぶ台で直座りなので体にきついのですが、ここのカムジャタンが好きなので年に一回ほど行っておpります。
以前は超満席の人気店だったのですが、最近はそれほど盛況ではなくなっているそうです。
ヘルシー料理だとのことですが、チジミ、ビビンバなどかなりの料理を食べ、マッコリを飲みまくったせいか、翌日の測定では体重が1キロ以上増えておりました。
新大久保で先日飛び込んだ店のカムジャタンよりはるかに美味しかったんですが、人気がなくなってきたというのは、他にもっと美味しい店ができたのでしょうか。