最近訪問した店 短評編 45

先ほど「めしとも 12月号」を近くのコンビニで購入しました。まずは自分の連載「銀座“裏”ガイド」で「飛雁閣」をチェック。その後斜め読みしただけの段階ですが、この号で一番のサプライズは、柳生九兵衛さんと共に最もミシュラン掲載店に縁遠くなってしまったJ.C.オカザワの出番の多さであります。
定食屋の特集ということで、67頁(ちなみに私の連載はその前ページの66頁)からなんと13頁ほど展開しております。料理の写真が半分以上あるとは言え凄い露出。柳生さんが出ていた夕方のTV番組(確か煮込み料理)に久々にチョイでていた以外、仕事の依頼が来ないオカザワ、角川マーケティングに出会えて本当に良かった。
定職がない身としては、角川が執筆料と食事をギャンランティしてくれるのですから、一番のお得意様というか足を向けて寝られない関係になったと言えるでしょう。
来月彼の口座に振り込まれるギャラはかなりのものになると思います。たまには居酒屋と違ってMSGが入っていない和食でも食べないかと誘ってみようと考えます。勿論「割り勘」でありますけど。

?当然「美食の王様」の担当ページもチェック。冬に近づいてきたのであの厚手のコートみたいな上着に違和感はなくなりましたが、もう少しセンスある服装に着替えさせて取り直した方が良いでしょう。
しかし半分のスペース(1頁)を、自分の店(エキュレ)の宣伝と誕生会の模様に費やす公私混同、脱帽です。
?さて3店。

?御料理 はやし
ミシュラン発売前の秋口に訪問。ミシュラン含めマスコミの取材お断りの店だそうで、掲載拒否の影響か1つ星でありました。
2つ星や3つ星になってミーハー客や中国人に占領されなくて良かったと思っている常連客も多いのではないでしょうか。クラシックな調理でホッとする店です。

矢部
初めてといっていい予約時刻からの遅刻(トトキの時は5分も超えておらず誤差範囲と判断)、しかも1時間も遅れてしまいました。急に決まった通夜(前から決まっているはずがなく当たり前ですけど)が大混雑で焼香がなかなか出来なかったからであります。
不景気だと聞きますが、そこそこの客入りでした。

?指月
料理が好きで何回も宿泊した奥湯河原の旅館が、南青山に料理店として移転してきました。
カウンター5席くらいと個室1つの小さな店。オープン直後で認知されていないからか、その晩は我々だけでありました。
料理は2万5000円のコース1本。しかもカードは不可です。
一回だけの訪問での評価は難しいですが、食材の偏り(この日は鯛を使った料理が多かった)も考えると、食後感は良いとは言えませんでした。
やはり「立地の妙による過大評価」という友里の定説は、この店にも当てはまるのかもしれません。