先日「交詢ビル」の4階を歩いてビックリしました。遅すぎというかやっと決断したかというか、2店ほど経営や店自体が変わっていたのです。
いつの間にやら普通の韓国料理店が「韓国宮廷料理」に変身した「南漢亭」、なんと串焼きの「銀座 匠」に再変身していました。
また人気店「鮨 太一」を輩出した「逸喜優」の看板には「寿司幸 本店」の文字が入っておりました。「寿司幸」がプロデュースする「和食と寿司とワインの店」にこれまた変身していたのです。
どちらも集客に苦しんでいましたから当然の結果と言ってしまえばそれまでですが、私は同様に苦しんでいるトンカツの「かつぜん」が踏みとどまっているのが不思議でなりません。
トンカツが4000円以上、あり得ない高価格で昼も夜も店内にほとんど客を確認したことがありません。家族経営に近いので何とかなっているのでしょうが、オープンしてかなりの年月が経っていますから、そろそろ価格体系なりコンセプトを大きく変更しても良いのではないかと考えます。
さて3店です。
うずら
「めしとも」での鼎談場所として初訪問。さとなお氏が絶賛する鯨料理は、私に言わせるとまったく美味しく感じません。刺身、ハリハリ鍋とその美味さが理解できないのです。
大阪の「西玉水」でもそう感じましたから、私は鯨が苦手なのでしょうか。それとも鯨料理自体がたいしたものでないのか。皆様のご意見を伺いたいと思います。
トルナヴェント
キャパが小さいからか数日前のアタックでは予約が入らない。ある意味使いにくいイタリアンになってしまいました。
クラシックなピエモンテ料理を食べるならこの店くらいしかないだけに、行きたいと思う日くらい空いていて欲しいと自分勝手な考えが沸いてきてしまいます。
桃花源
夜は初訪問。昼の麻婆豆腐がまずまず気に入っていたのですが、夜の料理はその麻婆もふくめてすべて味がボケていてまったくダメ。
料理長が変わったのか、料理長が不在で2番手の腕がイマイチなのかわかりませんが、再訪する気がなくなりました。
「めしとも」の連載に取り上げようと思っていたのですが、とりあえず辞めました。