最近訪問した店 短評編 3

怪しい団体、「日本フードアナリスト協会」ネタが続いてしまいましたので、今日は最近訪問した店の短評をいくつか書かせていただきます。
鮨 はしぐち
前から行ってみたかった、「東京レストランガイド」では第四位に位置する人気店。置かれた握りが沈み込むという、「さとなお」さんいわく「踊る鮨」。わずか6名のカウンター、寡黙な主人と女将の小さな店でした。
期待した握りでしたが、私には沈み込むように見えませんでした。ツマミ、握りと悪くはなかったですが、そんなに衝撃的、傑出、印象的、といった鮨屋には感じません。タネ数が多くないのも気になりました。
それにすても主人の掌の大きなことにはビックリ。東京一、日本一大きいかもしれません。
ICONIC
オープン直後から苦戦が続く「銀座Velvia」の9階ワンフロアの大箱レストラン。「ahill」を除いてほとんどの店が苦戦している中、この店も平日のランチ時はそれほど混んでおりません。
「コンランレストラン日本初上陸」と銘打っていますが、ミッドタウンに既に出来ていますので、違うんではないか。
この店は、平日の昼夜ではなく、土日が勝負なんだそうです。つまり狙いは「レストランウェディング」。
ヒラマツグループ得意の分野ですね。チャペルもありますし、二次会に使える大きなウェーティングバースペースも完備されています。
料理のことを書き忘れました。ローストビーフバーガーは、ボリュームたっぷりでしたが、味付けがアメリカンというか、とにかくわかりやすい濃いお味。お腹は一杯になりました。
イル カランドリーノ
新丸ビルに出た、イタリア3つ星の分店ですか。11時オープンと同時に客が殺到して直ぐ満席、自由が丘グリルと共に行列が出来ている店であります。
4500円までの3コースがありますが、昼の予約は一番高いコースでなければ出来ないそうです。強気の営業で何時まで続くのか。
3種の前菜はたいしたものではなく、スペシャリテのカルボナーラ、メインの地鶏も何ら傑出さを感じませんでした。ちょっと期待はずれ。
でも、店内は男女比率が著しく偏っていまして、私以外は全員女性だたtかもしれません。最初に入れなくて2回転目まで並んで入るような料理ではないと思います。