新書の本文の加筆修正を終え、あとは「まえがき」と「あとがき」を残すだけとなりました。身内の入院騒動があってまた閉め切り日に間に合いませんでしたが、なんとか形が出来たと思っております。
オファーをうけた当初は、個別評価無しの持論の展開だけに数週間で完成できる、と軽く考えていたのですが甘くはなかった。今までの4冊よりはるかにパワーと時間が必要でありました。
今の段階で言いたいことはほとんど盛り込んだと思っていますので(床屋談義と言われる政治ネタはありません)、もう「だしがら」だけしか残っていないかも。
名誉棄損も確定したことだし、いつ引退してもいいかなと瞬間考えたこともありましたが、年々膨れあがる「自己顕示欲」が存在する以上、表舞台(覆面なので裏舞台?)から去ることはできないようです。
私よりも石原慎太郎氏や一丁上がりの首相経験者、与野党の老害と言われる年寄り議員の引退の方が少しは世のためになるのではないかと勝手に思い直しました。
さて3店です。
魯山
伊勢丹へ行ったついでに昼の立ち寄り。「お決まり」のテーブル席の満席はさておき、客単価1万円を超える「お好み」や「お任せ」専用のカウンターがなんで何時もこんなに混んでいるのか。
話のネタのため私はよく行っておりますが、都心の高額江戸前鮨屋が好みの人だったら、この店の「海鮮寿司」はイマイチに感じるはず。
高島屋の「おけい寿司」はもう少し安い設定ですが、いつも空いています。それなのになぜ「魯山」はいつも混んでいるのか。伊勢丹は、あまり「スシ」に拘りを持たない富裕な客が多いと言うことでしょうか。
ほかけ
同じく昼に訪問。ブログで取り上げました、あの抱き合わせ商法に近いのではないかと問題提起した「花畑牧場」の直前に行った鮨屋です。
なぜいつも空いているのか不思議。タネ数は多くありませんが、白身、〆ものなどいつも食べても満足するものを提供しています。
伊勢丹の「魯山」で満足げに握りをつまんでいる富裕層に、一度食べてもらって感想を聞いてみたいものです。
アロマフレスカ
家人が急に食べたくなったということで、常連の方の予約に相乗りさせていただきました。(4名の予約で2名決まっていなかったので、入れてもらったという意味です)
コースはいつもの(といっても年に1回くらいか)「定番コース」。和風テイストの前菜やパスタが続いた後、肉料理はいつもの「低温調理」でありました。
皿はすべてそれなりに悪くはないのですが、しっかり「イタリア料理」を食べつくしたとは思えない何時もの食後感。キャパを抑えていますから、この手の料理でも予約困難なのは仕方ないか。
しかしワインの値付けは良心的でありました。