またまた政府(菅総理)が保身のために重臣切りに動いていたようです。
原発事故初動の遅れ、つまり海水注入謎の中断55分の原因で、その罪をなすりつけられそうになっている斑目委員長が真っ向から反論しております。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110521-OYT1T00709.htm
海水の注入で再臨界の恐れがあるなどと絶対に言っていない。
侮辱だ
とまで言下に否定。他の識者の見解が皆
再臨界の恐れなし
でありますから、政府側の発表を認めてしまっては
その後の学者生命を失う一大事
と考えたのでしょう。先日は被災地の一部が
もう当分住めない
と菅総理が言った、言わないで保身のため顧問をクビに追い込んだばかり。
佐藤尚之氏(さとなお)もそうでしたが官邸に潜り込んで嬉しさのあまり気が緩んでしまったのでしょうか、決して知名度あるとは思えない劇作家?の平田オリザ氏も先週
低濃度汚染水の海への放出はアメリカからの要請
とばらしてしまい、その後撤回に追い込まれてしまった。
良く言えば専門家、はっきり言えば世間常識に疑問のこの手の人が、原発事故に詳しいはずがありません。劇作家がアメリカ中枢とのコネを独自に持っているはずもなく、政府筋や役人から何もレクチャーがなかったら、低濃度汚染水やアメリカ絡みの話を
思いつくはずがない
ではありませんか。いくら世間知らずと言っても、何の知識もない人が勝手にデタラメを言うとは思えません。
己の失態を隠す為、次々とその罪を部下になすりつけ、結果人心を失う暴君、アホ社長は歴史が証明しております。
さて先週のブログで何回か取り上げたアルケッチャーノ。詳しくは近々の日刊ゲンダイのコラムに掲載予定でありますが、本日はそこに詳しく書けなかったことをちょっと書きます。
連れも一番印象的であったと言っていたのが、能登の岩牡蠣に振り掛かっていたパール柑でありました。とにかく凄く甘いんですね。熊本産のパール柑を客に出したからといって?
地産地消ではないではないか
なんてケチな突っ込みはいたしません。問題はこのパール柑自体であります。
私は当時食べたことがないと思っていたのですが(家で確認したら何回か食べていた)、熊本産とはいえ柑橘系でこれほど甘いものがあるのか。連れ達も
あまりに甘すぎる。パール柑ではなく「パール缶」(缶詰のシャレ)ではないか
と言っておりました。そこで検証精神旺盛な友里は帰宅後早速この熊本産のパール柑を取り寄せて食べて確認しようと思ったのです。
ネットで購入しようとしたのですが、探し当てたサイトはどれも
売り切れ
今期は終了
ばかり。以下のURLをご覧下さい。
http://www.maboroshi-fruits.com/pealcan-meisai.htm
http://calamel.jp/go/item/17185221?ref=g
出荷はいずれも3月までと書いてあるではありませんか。我々が食べたのはつい最近の5月14日。どうなっているのかと「パール柑&収穫時期」で検索して見つけたのが以下のPDFであります。
http://www.kumamoto-umakamon.com/INFO_PDF/pealkan.pdf
立派に出荷は3月までと書いているではありませんか。出荷されてから1ヶ月以上寝かせたから、あのような
凄い甘み
が出たのでしょうか。しかし一般にパール柑は
甘みと酸味が上品でさっぱりとした爽快感
と言われております。我々が食べたパール柑には酸味など感じ取れないほどの「甘み」が自己主張しておりました。
収穫時期と1ヶ月以上はずれた提供に加えてこの酸味の欠如。連れが
パール缶みたい
と言ったのは的外れではないような気もしてきました。
さて3店です。
ひろ作
新橋にある食べログで4点以上の高評価店。レビューは絶賛の嵐なのですが、細かく見てみるとほとんどが2300円のランチ評なんですね。夜は10倍以上の2万5000円のコースしかないと聞いて友里は勿論夜に訪問したのです。
結論から言いますと、味濃いめの東京和食。たいした食材を使用しないで、酒類を入れて一人当たりの支払いが3万円台後半はあまりに高すぎる、であります。総額で2万円以下でも再訪したいとは思わないレベルでありました。
私は食べログに提案したい。ランチ専門と夜専門に評価を分けたらどうか。夜よりすべてのもの(食材、調理の手間など)が劣るランチを専門とするレビュアーの評価は、そうとう割り引くか排除しないと、純粋なディナー好きの選択を誤らせることになると私は考えるのです。詳しくは近々の日刊ゲンダイで。
活
目黒の回転寿司。美登利寿司チェーンの1店であります。
回転寿司の集客が落ちていると聞いておりましたが、土曜の夕方でしたが50人以上の行列が出来ている繁盛店。1時間半は並んだでしょうか。着席までに疲れ果てました。
4人でたらふく食べて飲んで1万円前後。鮨とは別物と割り切れば、たまにはよいかもしれません。
ハル・ヤマシタ
結論から先に言わせていただくと、オープン当初の方がまだ良かった。コースの値は上がりましてこの日頼んだのは最高値の1万4000円前後のコース。
しかしどの皿も味が濃くて胃にもたれるもの。シェフは雲丹と卵黄が大好きなんでしょうか。生肉料理(この時期に堂々と)、鮪のカルパッチョ、そしてメインの神戸牛にも同伴しておりました。
各皿の創作度もかなりアップ。いずれもアメリカ人好みの濃い味でこれが「新和食」というものなのでしょうか。
再訪は難しいと考えます。