最近訪問した店 短評編 2011-46

いつの間にか第6戦まで行っていたプロ野球日本シリーズ。両チームとも3勝3敗で本日最終戦とのことですが、その存在をすっかり忘れておりました。
思えば友里が若かりし頃、日本シリーズの注目度は、それは凄いものがありました。当時はデイゲームだったと記憶しておりますが、喫茶店などではオンタイムでTV放映を流し、それを見たさに仕事中のサラリーマンが集まっていたものです。今の状況で日本シリーズをデイゲームにしたら、TV視聴率なんて惨憺たるものになってしまうのではないでしょうか。

久々にスポーツネタを扱いましたので、ここは得意(不得意?)の予想をしてみたいと思います。ずばり

日本一は中日

ではないかと。今年で辞める落合監督が日本一になったら、契約を打ち切った中日本社への

大きな皮肉

になりますから友里的にも面白いと思っております。でもサッカーW杯から外しっぱなしの友里予想、こうなると明日の新聞は

ソフトバンク 日本一!

の見出しが舞っていることでしょう。?

ところで清武の乱、讀賣側にも焦りがあるのではないでしょうか。電撃解任の正当性を示したいが為、専務取締役の長嶋茂雄氏と監査役の御手洗冨士夫氏の発言を発表したからです。

清武氏の言動はあまりにもひどい。戦前、戦後を通じて巨人軍の歴史でこのようなことはなかった。解任は妥当だと思います(長島氏)

清武氏の解任に賛成いたします。本日の取締役会で指摘された解任理由はその通りだと思います(御手洗氏)

ナベツネから、もとい会社(讀賣グループ)から報酬を貰っている取締役と監査役のお二人。彼らは清武氏個人に何ら借りはないですから

讀賣側に有利な発言をするのは当たり前

ではありませんか。ナベツネが悪いと思っていても、彼らが報酬やポストを捨てるのを覚悟で「ナベツネが悪い」と言うはずがないのは

サルでもわかる

ことであります。
大企業の利益、もとい大企業の役員の利益しか考えない経団連の元会長に、世間知らずで子供の思考のまま老人になってしまった長嶋氏。まともな発言をするはずがないのは誰でもわかると思っていたのですが、

あの長嶋さんが言うならその通りだ

とコメントする純粋無垢な人の街頭インタビューがいくつも流れておりましたから、私は日本の将来を諦めたのであります。

さて3店です。

レカン
超久々の訪問。この夜は週末だったにも関わらず客は我々入れてわずか3組、それは寂しいディナーでありました。
貧すれば鈍する、客が少ないから仕方ないのかもしれませんが、メニューにある岩牡蠣はもうこの時期ないとか。それならメニューに載せるな。
メインの仔羊も昼に出過ぎてなくなったと言われましたが、今日は金曜日だぞ。数人前の食材しか用意していないのか。昼に設定されているいくつかのコースを後で確認しましたが、メインはいずれも仔羊ではなかった。朝から品切れだったのではないかと疑ってしまいます。
でも数少ない中から選んだトマトのベニエに小鳩の膀胱包み、実は美味しかったんです。ワインも値付けの安いものがありまして、結構満足してしまったことを最後に付け加えさせていただきます。
シェフが誰なのかまったく知りませんが、店にない幻の仔羊料理も美味しいかもしれません。

世良田
食べ仲間たち4名での訪問でありました。最初はJ.C.オカザワが絶賛する化学調味料てんこ盛りの「忠弥」へ行く予定でしたが変更して良かった。仲間たちは初訪問でしたが満足して皆さん帰宅されたようです。

萬来園
こちらも超久々の訪問。大井町にある街場中華の雰囲気ながら支払いは高額な中国風料理店です。
オヤジさんと女将と息子の3人での掛け合い調理は健在。全部で10皿くらいでたでしょうか、都度主人と相談しながらその日オススメという食材と調理で食べる料理を決めていきます。今回は最後の上海蟹を除いて結構満足したかも。
以前は一人3万円くらいかかった記憶がありますが、今回は2万数千円。安くはなったとは言え、外観や内装にまったく似合わない高額請求でありました。