福島第一の3号機がやばくなってきたようです。炉内の温度の上昇が止まらず、自称注水量を3トン増やして毎時15トンにしたと発表してきました。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110514-OYT1T00440.htm
一番簡単に冷温停止できると考えていた1号機でさえじゃじゃ漏れで見通しが立たなくなっている現在、本命とも言われる3号機の実態がわずかでありますが明らかにされてきました。
細野補佐官は1号機のメルトダウンを
想定外
と言っていましたが、1号機はかなり前からじゃじゃ漏れだと叫んでいた友里、3号機についても問題提起です。
3トン増やして毎時15トンの注入と言うことは、今まで毎時12トンの水を原子炉内へ注入(自称)していたことになります。
圧力容器を包む格納容器の容積は7400立米であると先日のブログで紹介しましたから、この大本営発表を信じるなら、何日で格納容器が冠水するか小学生のレベルで計算してみます。
1日の注水量は
12トン X 24時間 = 288トン
ということは、毎時12トンの水を注入(自称)し続けると、7400立米の格納容器は
7400 ÷ 288 = 約26日
で冠水することになるのです。
注入はつい最近ではなく1ヶ月以上前からやっていたのではないでしょうか。原発事故は2ヶ月以上前に起こっていますよね。
格納容器がじゃじゃ漏れでなかったら
とっくに格納容器は満杯になってしまって水を注入できなくなっている
サルでなければ誰でもわかることであります。水が漏れている可能性があるのではなく
しっかり水が漏れている
のは想定内であります。
さて3店です。
エキュレ
新シェフになってから初訪問。週初めだからか、いつものことなのか、その夜の客は我々だけでした。
モダンスパニッシュとの触れ込みでしたが、経験が少ないとは言えスペインへ何回か行って3つ星店も5軒ほど制覇した友里、スパニッシュと思えるのは最初のガスパッチョみたいなものだけと感じたのです。
はっきり言って完全な新シェフの独善料理、もとい、創作料理。いずれも私たちの口に合うものではありませんでしたが、ブヨブヨのえいひれと紅芋チップスの降りかかった禁断のアイスに関しては
近年希に見る不出来な料理
と連れが言っていたのが印象的でした。友里も食べきるのが苦しかった。
前シェフの時に2回訪問して悪くない印象を持っていただけに、ニューバージョンのエキュレにガッカリです。
ルカンケ
前日に続いてこの日も貸し切りかと思っていたら、1組入ってきてホッとしました。相変わらず集客は厳しいようです。
前回なかったシュークルートを食べましたが、ちょっと味付けが変わったのではないかと感じた次第です。前の方が良かった?
シュークルートの美味しさとはどういうものかわからなくなり、確認のため下町のアルザス料理店の予約を直ぐ入れたのは言うまでもありません。
ビストロ タカ
J.C.オカザワとの会食で訪問。意外にオカザワとのやりとりが好評で、今月も会うことになりましたのでご期待ください。
客だけではなく料理も少なかった自称ビストロ。オカザワのつまらない突っ込みも、気の強そうな女性スタッフには肩すかしとなったようです。
選択肢のない料理でこの食後感なら正直言って厳しいのではないか。貧すれば鈍するではないですが、ここは無理してでも料理を増やすことが客を増やす早道であると私は考えます。
速報
昨晩、今年の目標としていた例の店(元ドライブイン)を初訪問。期待に違わぬ食後感であったことをまずご報告します。
だれが最初に絶賛してブレイクさせてしまったのでしょうか。木に登らせてしまって、罪作りな仕掛け人であります。