昨晩帰宅しまして早速「月刊 めしとも」を買いました。なんと今月は「ラーメン特集」。ほとんどこの手の料理を食さない友里には、まったくうかがい知れない世界であります。ただ、51ページに出てきた「ラーメン達人」と言う方々の存在を知って驚いたと共に、自分の雑知識が未だ未だであることを反省したのです。
小林孝充氏の肩書きである第8回ラーメン王選手権優勝はまだ理解できるのですが、北島秀一氏の「ラーメンコンシェルジュ」や負死鳥カラス(「負」はママ)というビジネスネームの「カリスマ製麺師」という肩書きには驚きました。
もっと簡単に「ラーメン案内人」とか、ただの「製麺師」と書いた方が座りがよいと思うのですがいかがでしょうか。
私も記事掲載の時、「レストラン評論家」という肩書きを受け入れている身でありますので人のこと言えた立場ではありませんが、この2つの肩書きはやや無理がある気がします。
しかし、「辛口レストラン評論家」ではまったく食べていけないのですが、「ラーメンコンシェルジュ」や「カリスマ製麺師」で生業を立てていけるのでしょうか。もしこの職業で食べていけるとしたら、「ラーメン恐るべし」であります。
オコチャマの「今月のオススメ 30食」、自分の店(エキュレ)の宣伝は減りましたが相変わらず2回ほどさりげなく書いています。店でサービスしているからか、取り上げる店が深夜営業の確率が高くなり、忙しくて店訪問する機会が激減したのか、30枚の料理写真でありますが、実際の店はわずか12店だけ。(しっかり数えました)
嵐山吉兆に至っては、9枚も料理写真が出ています。4万円以上の高い支払いなので、効率を考えて沢山使用したかったのでしょうが、危惧したとおり店訪問は激減してしまって、本業である他店の「ヨイショ稼業」にかなりの制限がでてしまったようです。
さて3店です。
銀座 力
「めしとも」で田崎真也氏も取り上げていたオデン屋。肝心のオデンより、魚や馬の刺身などツマミが豊富でありました。富山港からの魚も結構ありました。
肝心のオデンは出汁がかなりしょっぱく昆布の旨みを感じない。オデンに関してはもっと納得する店が銀座にあると思います。
トゥールモンド
以前は昼も夜もビストロ料理を出していたそうですが、最近は昼だけ。夜はコース料理で内容もビストロ料理ではなくなっております。
夜に訪問したのですが、味的にはまずまず好み。しかし最近の流行なのでしょうか、一皿に食材が2種以上(添え物ではなく)あり、どれが主役かわからない。つまり1つの食材のポーションが小さいというのが私には残念でした。
とはいえ、次回は昼のビストロ料理を試してみたいと思います。
銀座 びいどろ
サラリーマン時代の同期会で訪問。あまり有名ではないスペイン料理店だと思っていましたが(もう過去の店だと思っていました)、満席でビックリ。
料理はスパニッシュの「キャンティ版」というのでしょうか。本場とは限りなく遠い日本風スペイン料理であると思います。