最近訪問した店 短評編 2010-31

読者の方からも確認のメールが入って来ました。ネットでもかなり情報が流出しているそうです。
その情報とは、あの3つ星フレンチレストランの閉店情報であります。
明日の2日、正式発表されるはずですので、詳しくはHPで確認して下さい。

クローズ日が色々と錯綜しておりましたが、来年3月末までか?
ビル建て直しなのか、単なる耐震改装なのかわかりませんが、2年後頃の再開も決定したという話です。
皆さんが一番気になるのは、再開後のシェフが誰になるかではないでしょうか。

予想通りと言いますか、世論を配慮したのか現シェフ・M氏の契約延長はないとのこと。一時的なクローズで、無事M氏との関係は終了となります。
次期シェフは再び元シェフ・B氏が主体で選定に入ると漏れ聞きましたが、今度は常連が離れない、そして独りよがりではないシェフを選んでもらいたいものです。

もう1つ、昨晩閉店情報が入りました。週末だけ大阪に出張店舗を出していた元「銀座会員制鮨屋」の本体、つまり銀座の店が閉店したというのです。
週末に大阪へ出稼ぎに行くということは、銀座の店の集客が苦しいと言うことの裏返しでありまして、そう遠くない時期に大阪に基点を移すと予想していたのですが、思ったより速かったか。
ただし情報だけで未だ裏をとったわけではありませんので、詳細をご存じの方がいらっしゃいましたらお教え下さい。

しかし自称「鮨通」のずこ氏が絶賛していた鮨職人でありましたが、普通の東京の鮨通や鮨好きのウケは良くなかったのかもしれません。放送作家と同じで、ここ数年無理矢理詰め込んだ人限定の店だったのでしょう。

さて3店です。?

宮葉
アメリカ・ブラジル出張から帰国後最初に訪問した鮨屋。主人も元気につけ場に立っておりました。店は主人が休養中と違って活気がでていましたが、ベテラン職人がやめてしまったのでその痛手はかなりのものだと思います。若い2番手が奥に引っ込んだままでしたから。

二戀
鱧や鮎を試してみようと新しく設定された(以前は特別お任せ)1万5000円コースを注文。
しかし、鱧も鮎も出てきませんでした。鮎は別にして、大阪ではこの時期「鱧」は必需品ではないか。出身の大阪割烹でも鱧を出さないのか、不思議であります。今度は秋のマツタケの時期、どんな食材を出してくるのか確認する必要があるでしょう。

龍水楼
オススメ本の確認でまた仔羊のシャブシャブを食べてしまいました。薬味やタレをすべて混ぜ合わせ、食べた仔羊は全部で7皿以上。蜂蜜漬けのニンニクも何個食べたかわからず、翌日人に会うのが怖かったです。