大企業の役員や社長は誰でも出来ると思っていましたが、国会議員、いや一国の首相も誰でも出来るのではないか。
自民党が政権与党時代も密かにそう感じておりましたが、民主党政権になって私はその思いが確信となりました。(実際は緊急事態の時に差が出るはず)
前にも書きましたが大騒ぎの末たいした変化がなかった普天間移転問題(いや事態はより難しくなってしまった)、鳩山氏の個人プレーで県外を断言するようなリップサービスをしなくても政権交替は出来たでしょうから、伊藤章良氏と同じく脇が甘いというか、先が読めなかったというか。?
まあ国会議員と言っても、もとはサラリーマンだったり、弁護士だったり、組合の役員だったり、芸能人だったり、地元中小企業のオヤジだったり、新聞記者だったり、地方議員だったり、鞄持ちの秘書だったりと、一般人と大差ない人だったわけですから、特別な能力があるわけではない。何代も食うに困らない資産家に生まれた人はいますけど。?
弁が立てば良いのでしょうが、しゃべくりが下手というか頭の回転が鈍い人も多いようなので、その中から選んだ首相も所詮そのレベルに留まるだけか。
もう何十年も「小沢」を超える政治屋が出ないなど下克上のない、優秀というか出来る人が出てこないということは、ロクな人間が入っていない業界と言っても過言ではないと私は考えます。
最近は民主党の人が目立ってしまうのですが、鳩山さんだけではなく、山岡氏(国対委員長)、輿石氏(参議院議員会長)、そしてアナゴさんこと平野官房長官といい、どう見ても頭が切れる人とは思えません。
トップ(この場合は小沢氏か)は自分より頭が切れない人間で、忠誠を尽くす人のみを登用する傾向があるのは、民間会社だけではなく政治屋の業界も同じようです。
国会議員の感心する特技は1つ。普段はプライド高いですが、自身の当落(政治生命にかかわる場合でも)がかかった場合は、簡単にそのプライド(持論)を捨てられるという厚顔さでしょうか。
確か鳩山さんは、総理大臣を辞めた人はアメリカ大統領のように「引退」するべきだと主張していたと記憶しています。その発言を覚えている人がいるかどうかわかりませんが、現在はその主張が自分に返ってきますから、そう簡単に総理大臣を辞めるわけにはいかないのでしょう。
さて3店です。
みよし
銀座にある日本一美味しいとネットなどで評判の鴨料理店。歌舞伎座裏のマガジンハウス社近く、外観は居酒屋(店内も)であります。
女性が一人で調理している(もう一人サービスの人がいる)小さな店なのではっきり書くのは控えますが、鴨焼きや鴨鍋と合鴨を使ったこの定番料理、友里にはどこが素晴らしいか理解できませんでした。
京味
京タケノコの最後の時期に訪問。支払い額が支払い額ですから、それなりに満足するのは当たり前なのですが(しかしこの支払い額に値しない食後感の高額店も多い)、そう感じる人が多いからか相変わらず混んでおりました。
アウトバック ステーキハウス
品川で「コナン」を見た後久々の訪問。アンガス・リブアイを試すためだったのですが、直焼との触れ込みでしたが焼き方だけではなく肉自体もイマイチ。オススメ本の候補店(アンガス牛限定)だったのですがやめました。取材費1回分損した感じです。