最近訪問した店 短評編 2010-21

今年のテーマの一つだった地方の高額鮨店の訪問。有名どころをまわり、大阪や神戸の鮨屋もいくつか訪問しての結論は

東京で集客に苦労している江戸前鮨屋は関西へ移転したら良い

であります。(土日だけですが、既に実行している鮨職人もいるようです)

詳しくは後日のブログで書きたいと思いますが、連日満席の関西鮨店、東京へそのまま持ってきたらとても通用するとは思えない店が多いと私は考えます。
閑古鳥の西麻布「ラフェドール」が軽井沢へ移転して超人気店に変身した例もあります。今関西は江戸前鮨ブームなんでしょうか。
銀座や西麻布といった「見栄」に拘って毎日集客に苦労するより、大阪や兵庫へ思い切って移転して、毎日ウハウハという「実」をとった方が賢明ではないか。
独立(スポンサーは別にいるでしょうけど)したはいいけど客の少なさに毎日頭を痛めている江戸前鮨職人の方は、何かの理由付け(家庭事情とか)を無理にしてでも関西へ移転することを私は提案します。

さて3店です。

と村
いつの間にか「嵐山吉兆」出身を全面に打ち出した2つ星京料理店。
オススメ店の確認で久々に訪問しました。
最低値の2万3000円コースを頼みましたが、こんなに濃く甘い味付けであったかとびっくりする料理の連続。
ここ数年、本場京都でかなりの数の京料理店(自称も含めて)を訪問して自分の基準が変わってしまったのか、それとも「と村」が変わったのか。
ともあれ支払額を考えるとちょっとがっかりな食後感でありました。

資生堂パーラー
ワインも料理も値付けは高いですけど、同伴、デート、記念日、家族連れと立地の良さも手伝って使い勝手の良い洋食店。
高いけど安定したクオリティの洋食店です。

カルネヤ
牛込神楽坂近くにある「肉」がウリのイタリアン。店内にペット犬(一応サークルに入っています)がいるのにはビックリ。代官山の「ASO」の、専務の肩書きを持っていた今は亡きバーニー犬を思い出しました。
短角牛やアンガス牛(北海道産)などのグリルはそれなりなのですが、パスタなどイタリアンメニューは?
別に「イタリアン」の看板を上げなくても良かったのではないかと思いました。立地的にも厳しいので、再訪はないかも。
店内は私の他は女性客ばかり、しかも満席の人気店でした。男性スタッフの個性も集客に貢献していると推測します。

最後の〆で、良いところ(注目)を持って行ってしまったナハハ氏の【勝手にコラボ】「オールアバウト裁判観戦記」最終回。
さとなお氏が伊藤章良氏に、フランスの口蹄疫で禁輸であったアニョーの持ち込みを提案し一緒に食べてしまった、という大胆な推測でありますが、その〆に納得の方が多いのには驚きました。
後出しですが、実は私もそう思っていたんです。悔しいけど良いところを最後に持って行かれてしまいました。

http://tomosato.net/test/read.cgi/bbs/1273093041/200

おまけは伊藤章良氏のブログのURLです。つぶやきでは香港へ行っているとか。まだ更新はありません。

http://eatoutjp.blog65.fc2.com/