中国の不動産バブルが問題になっているそうです。不動産だけではなく中国経済全体がバブルなのではないか。
銀座や秋葉原だけではなく、欧州やアメリカの主要都市でも見られる中国人の突出した存在感。北京近くで計画されているとてつもないバブリーな施設(屋内スキー場、7つ星?ホテルや豪華別荘などの集合体)のプレゼンを見て、私は椅子から転げ落ちそうになりました。ここまでやるのか、ここまで後先を考えない人がいるのか、と。
スケールは小さいですが多店舗展開のレストランが行き詰まる歴史が証明する「やり過ぎ」による崩壊は、ドバイはじめ国単位でも同じ。世には永遠の「右肩上がり」が存在しないのですから、隣国のバブル崩壊に対する備えをしておかなければならないでしょう。
今や世界企業の目先は中国から「インド」へ完全に移っていると聞きますから、バブル崩壊は時間の問題かもしれません。
さて3店です。
丸安
知る人ぞ知る関西の高額フグ店。ぶつ切り含めた刺身、白子焼き、遠江だけではない色々な部位の焼き物、唐揚げ、ちり鍋、雑炊と天然フグ尽くしコースは高かったけど(4万円以上)同伴者たちは満足したようでした。フグはやはり厚めに処理した物を思いっきり頬張りたいものです。
よしはし
掲載拒否してもミシュラン1星になったすきやき店。入り口が路地裏のようなところで迷いました。
しゃぶしゃぶもあるようですが、すきやきの3コース(1万2000円から1万7000円)がメイン。接待主体と思っていたのですが、カウンターでは経費払いらしき夫婦でないカップルもちらほら。何ともいえない雰囲気のお店であります。
あまり書きたくないのですが、なぜかボルドーワイン(勿論2000年代)の値付けが安い。グリュオラローズが1万3000円、ソシアンドマレが1万円でありました。ついつい頼んでしまったのは言うまでもありません。
接待や隠れたデートに使えます。
かわむら
予約連鎖と言うのでしょうか。一度潜り込むとその権利を放棄するのがもったいなく感じるのか、帰り際に次回の予約を入れてしまうのは友里も同じ。昨年末に続いて再訪してしまいました。
肉の味については色々な意見ありますが、一致している感想は「まったく胃にもたれないステーキ」。
胃丈夫を自認する友里だけではなく、大食いでない女性でさえ、肉尽くしコースを食べ切っても大丈夫と言われました。