GW前半、六本木ヒルズのシネコンで「ビバリーヒルズ・チワワ」を見てきました。見る前は家族のお付き合いと期待していなかったのですが、全編笑いっぱなしで単純に楽しめました。
最後は出演犬みんな(ネズミやイグアナも)の飼い主も決まりお約束のハッピーエンド。「ペットは一生面倒見てください」のコピーで〆となります。
帰りにペットショップに寄ったのですが、この映画の影響ではないと思うのですが、「チワワ」が沢山いました。しかもかなり強気の営業姿勢で驚きました。
映画はハッピーでしたが、六本木ヒルズは悲惨かも。「けやき坂」近辺ではあらたに閉店が続いております。
「ブルディガラ」の六本木最後の生き残り「エスパス・ブルディガラ」もこの11日で閉店です。
路面(イル・ムリーノの1階部分)では「アルマーニ」が6月開店を目指して工事中。ということは前の店は撤退したと言うことです。
その他も虫食いのごとく「カミング スーン」、「ニュー カミング」とか書かれたスペースが目立ちます。
飲食店だけではなく普通のショップも、この手の「再開発ビル」での生き残りが難しいという証左なのですが、まだこの惨状でも入ってくるブランド、飲食店がいるから不思議です。
火中の栗を拾うというか、マゾというか、わざわざ「不利」な立地で商売する必要があるのでしょうか。初めて展望エレベーターに乗ったのですが、土産物屋などをみるとまるで「東京タワー」。ヒルズに来る観光客に高額飲食店や高級ブランドは関係ないのではないでしょうか。
さて3店です。
鳥よし 西麻布店
予約不可の店ですが、昔は行列でなかなか座れませんでしたが、最近は簡単です。それに比例したか、クオリティも低下しと感じました。表コースの肉は各部位とも「味」が緩い。まともな地鶏なのか。
よって裏コースの希少部位・内臓系の部位を多くしてもらいました。この不景気でこの食後感なら、すぐ座れるわけです。
山海
六本木の創作寿司店。大トロの炙りやエシャロットを多用した仕事で有名なようです。曜日が悪かったのか客入りは悲惨でしたが、奇抜に見える仕事もたまには変化球で面白いかも。
そうは頻繁に行きたい店ではないですが、話のタネに一回はいいかもしれません。
吉鳳 名古屋
トヨタの「ミッドランド スクエア」の高層階にある高額寿司店。
トヨタ同様このビルも悲惨のようで、フロアに客をみることはできません。この店も昼だというのに客は我々だけ。
可もなく不可もなしの、まったく普通の高額寿司屋でありました。