西麻布近辺、最近も店が変わったりリニューアルしたりと動きが多いようです。
驚いたのはヒラマツグループの「レゼルヴ」、変な多皿料理のコース専門だったはずですが、この6月に「レストランひらまつ レゼルヴ キャーヴ・ド・ひらまつ」としてリニューアルしておりました。シェフは池田氏ではなくなり、総料理長として平松氏がHP上に載っております。コンセプトは「ワインを着こなす」とか訳のわからないもので、料理もアラカルト中心、コースも前菜、魚、肉と普通の皿数になっておりました。友里は池田シェフ時代の多皿料理を評価していなかったのですが、他の客にも不人気だったのかもしれません。
さて、本日の3店のうち2店はランチだけの感想です。
鮨処 すゞ木
久々に夜訪問。いつものようにツマミは10種ほど出てくるのですが、ほとんど毎回重複。ちょっと飽きがきてしまいます。シラウオポン酢、ボラ白子、カラスミ、塩辛、イクラとほとんどが自家製のようですが、それほど唸るものと感じないのは、単なる慣れなのか、元々のクオリティの問題なのか。
握り系では今回初めてカリフォルニア巻きなるものが出てきてしまいました。江戸前の鮨屋と思っていたのですが「なんでも有り」のようです。
結構飲んで食べて1万数千円。何とも言えないCP感なのですが、今回は数人で訪問しましたがまったく身内同士で会話ができなかった。主人と女将の腕自慢に他店批判はますます健在で、かなり疲れて帰路に就いた友里一行でした。
毛利サルヴァトーレ クオモ
週末に映画を見てからランチで訪問。どこのサルヴァトーレでもやっているランチブッフェですが、同じ六本木ヒルズ内ウェストウォーク5階のサルヴァトーレより安いので、どうせ入るならここでしょう。
前菜ブッフェとスープで1900円、前菜ビュッフェとパスタで2300円ですが、前菜が冷たいもの6種ほど、温かい前菜もポトフなどいくつかありますのでこの前菜ブッフェだけで充分。前菜をしっかり食べればスープだけでお腹一杯になります。
ワインやビールもグラス600円ですから、週末のランチでは利用しやすい。肝心の味は価格に見合った「それなり」ですので、深く追求しないでください。
札幌 たる善
札幌出張の“ウラ”目的地(!?)的名店が登場!!のキャッチで颯爽と新丸ビルに登場しましたが、最近は行列も出来ていません。私がランチで入店したときは結構並んだんですけど。
ランチはイクラ丼、3色丼(イクラ、ウニ、ずわい蟹)が3000円、握りは
2900円から5250円まであります。
サーモンやボタン海老に昆布の佃煮を使った軍艦までありまして、食べ終えた感想は、「ただの海鮮系寿司」。例え札幌へ出張に行ったとしても、私なら絶対本店へ食べにいかないです。
回転すしほど安くはないし、この内容では高いというか魅力を感じないというか。今後は厳しいのではないでしょうか。