友里ブログはじまって以来の失態というのでしょうか、一昨日、昨日とブログの更新を怠ってしまいました。
邱永漢さんのサイトから独立して10年近く、毎日更新だけをウリにしてウイルス性咽頭炎で40度以上の高熱が1週間近く続こうが、生検入院で全身麻酔を打たれようが一日もお休みをしなかった。(一度、時差を間違えて日が変わる前にアップして表面上1日空いたことはありましたが)
それなのに
メールや電話での仕事対応(笛どころかトランペット、いやオーケストラをブチ鳴らしても踊らない社員たちに手取り足取り指導・叱咤の連続と客先へのエクスキューズ)
で頭に血が上りすぎ、ブログの更新を完全に忘れてしまったのです。
読者の方から、体調不良かとの心配メールまでいただいてしまいました。
でも血圧はかなり上がりましたが、そのほかはピンピン(ある部位は除く)しておりますのでご安心ください。
それでは本日から正常運転に戻りたいと思います。
本日の実名店は、博多のフレンチ
ラ ターブル ド プロヴァンス
であります。
結論から先に言わせていただくと、
福岡の地という環境を考えたらかな~り美味しかった
であります。
京都や大阪で偉そうな顔をしているフレンチやイタリアンが最近は多いですが、東京の水準に比べたらそのほとんどが
なんちゃってフレンチ なんちゃってイタリアン
だと思うのですが、この店は驚いたことにかなりまとも。
東京のヘタなフレンチ(低温ロースト専門とか)より美味しいと驚いたのであります。
頼んだのは珍しく夜の一番安いコース(7000円弱)でありました。
ウニのジュレ
カルパッチョ(何の魚か失念)
フリット(これまた失念)
魚料理(これも失念)
サラダ(追加)
ブルターニュ産仔牛
実は客先と仕事の打合せを兼ねての食事だったのでメモを取っておらず、料理が美味しかったことだけしか記憶に残っていないのであります。
残念ながら当日(日曜)は我々以外に客は1組。
博多には金持ちでも味音痴な「自称食通」(http://gourmand-fk.tea-nifty.com/shokutaku/)ばかりで本物がわからないのか。
金に物言わせてブイブイ不味い店ばかり食べ歩いているだけ。(金にもの言わせて料理人やソムリエにビール飲ませてお辞儀させているし・・・)
もっと流行ってよいフレンチだと思います。