おかげさまで拙著「堕落のグルメ」(角川SSC新書)の出だしが好調のようです。
正式な発売日は明日の3/10なのですが、紀伊國屋書店はじめ各書店
かな~り素晴らしい初動
であるとか。
レストランですと、この段階で満席偽装(満席だとウソついて予約を断り予約殺到の人気店にする)すれば完璧なのですが、本の場合は予約困難や入手困難という手で煽るわけにはいきません。
テレビショッピングの「○○台限定」というように
初版8000部限定
と言えば乗り遅れしまいと純粋無垢な読者が殺到すると思うのですが、増刷しなければフェラ~リ狙えませんからウソになってしまいます。
こと出版物に関しては
煽りの偽装は無理(ただし売れているとウソつくのは効果があるかも)
であると考えます。
イントロの最後に読者が撮った紀伊國屋新宿本店で平積みされていた「堕落のグルメ」の写真を紹介させていただきます。引いた構図なのでちょっとわかりにくいかもしれませんが、ど真ん中にあるのが拙著です。
さて本日の実名店は、ミート矢澤グループのしゃぶしゃぶ&すき焼き店「今福」であります。
一昨年、「行列のできる法律相談所」に友里を読んでくれた渡部建さんが東カレで紹介していた店でしたので訪問を決めました。
まずは店先。白金高輪の裏筋。旨み盛り込みすぎのフグ屋「めうが」がある近辺です。
先付け1品。可もなく不可もなし。
サラダはドレッシングが単調で、(身内とシェアした)ハーフでも食べきる前に飽きが来てしまった。
和牛タンと新ジャガ、カラスミも普通味か。
ユッケは味が甘すぎてこれまた飽きが来てしまった。
肉でや野菜す。1枚辺り60gで、2枚と3枚でコース価格(8400円か1万500円)が異なります。和牛すき焼きとしてはリーズナブルでありましょうか。
玉子は攪拌されていますが、「よしはし」のような白身のメレンゲタイプではありません。
年寄りの身内は今でも美味しかったと言っている関東風(割り下使用)のすき焼き。
確かにすき焼きの場合は赤身肉ではなくサシ入りの肉が必須なのかもしれませんが、友里にはチト脂がきつかったディナーでありました。
こんなことを書くと友里読者の関東人から見放されるかもしれませんが、すき焼きに関してだけは砂糖をバンバン投入する関西式の方が好みであると再確認したのであります。
友里は大阪DNAを受け継いでいるからでしょうか。