最近訪問した店 実名短評編 2014-4

3月10日出版予定の新書の入稿期限が残り1週間を切ってしまいました。
ネタ(弁護士との意見交換やシェフたちの回答)は揃って下書きベースはほとんど完成したのですが、結論となる「あとがき」や各章の最後に散りばめるオマケがまだ手つかず。
終わりよければ・・・と言われているように、尻切れトンボになってしまっては今までの努力が水泡に帰してしまいますので、ここはじっくり考えてみたいと思っております。

帯のフレーズは面白いものを思いついたのですが(お楽しみに)、問題なのはタイトル。
最近は帯さえよければタイトルなんて関係ない、ついていればいいだけ、とも聞きますが、どんなものでしょうか。
出版社側の提案で

・・のグルメ

とかで決まりそうな気配なんですが・・・
帯のフレーズと違って、スカッとしたものが思いつかず、このままでは出版社側の案に押し切られそうです。
さて本日の実名店は「ロオジエ」であります。今年になって個室で開かれた新年会のようなもので、主催者にゴチになりましての本日は他腹短評であります。個室なのでコースでありました。

 

まずは一口アミューズ。

 

内容的には昨年の訪問時と変わっていないような・・・

 

続くアミューズは栗のムースのようなものだったか。

 

焦げたキノコ?だと記憶しておりますが、マッチ棒を差しているようでなんかパッとしない盛りつけでありました。

 

続くは前菜2皿でして、キャビア料理とアワビ料理。

 

 

 

うーん、可もなく不可もないというか、あまり記憶に残らなかった。

 

そして魚はハタ。

 

 最初はトリュフ風味と聞きまして、次に控える赤牛もトリュフだから被ることを酒、違う調理に変更して貰ったのですが・・・
 普通のブールブランソースでありました。

 

そして赤牛。

 

当初の案は鴨だったので変わり映えしないと変更をお願いしたようですが、代替がアラカルト料理にもある赤牛。
この日からメニューが変わったとのことでしたが、オープン以来のベカスは健在でしたし、使用食材にほとんど変化がないのではないか。種類も増えているように思えなかった。(アラカルトメニュー)

悪くはないのですが、コースなのにトーンが同じというか印象的なものを感じにくい。
先日食べに行ったというフレンチシェフの話では

料理が若いので(多分経験が浅いという意味か)、奥行きを感じない
引き出しが少ないのではないか

とちょっと辛口の意見。
近々にあるグランメゾンの関係者も訪問すると漏れ聞いておりますので、その感想も聞いてみることにします。