このブログをアップしたあと帰国便に乗り込みます。仕事とはいえやはり海外、特に欧州の訪問は良かったですね。
こう言っては怒られるかもしれませんが、大阪や博多への出張より楽しめましたし、また行きたいと思っちゃいます。
さて本日の実名店は、チプリアーニのメインダイニング
ORO
です。
デギュスタシオンコースを頼んだのですが、最初のスターターのクモ蟹と野菜やフルーツのカクテルみたいなものを見てちょっと心配になったのですが、続くこの皿をみてそれは確信となったのであります
なんだ、創作料理じゃないか
この料理、なんだかわかりますか。
海老に見えたんですが、実はアスパラなんです。
メートルは「アートだ」と言っていましたが、見た目の派手さの割に、アスパラの味しかしなかった。質は良かったのかもしれません。
カットフィッシュ、スカンピなどのニョッキの盛りつけも創作系でビスク味のスープは薄味でした。
続いて詰め物のパスタが出てから、〆はシーバスです。
イカスミみたいなソースは野菜入りでまずまずだったのですが、肝心のシーバスの味が薄かった。
ブラーノでもシーバス(丸ごと1尾)を食べましたが、やはり味頼りない。魚は日本の方がはるかに美味しいのではないでしょうか。
雰囲気と客層は良かっただけに話のタネにはなりましたが再訪は難しい。
行きはサンマルコ広場前から専用のボートで行きましたが、帰りはかなり遅くなったのでプライベートタクシーを頼まざるを得なかった。
アクセスにちと問題がある(チプリアーニに泊まればよいのですが)と思います。