今になってTVの報道ではシンガポールやカナダ(既にTPP交渉に参入している国々)だけではなく、アメリカの議員でさえ
遅れて入ってきた日本にあれこれ言われて締結を邪魔されたくない
というニュースを流してきました。コメンテーター達も
日本はアメリカの国内法を適用せざるを得なくなる
EUと同じく、個別FTAをアメリカと結ぶ努力をするべきだった
今頃参加しても遅すぎだ
おいおい、お前たちこそこんなこと言い出すのが遅すぎではないか。
アメリカ内の自動車関税が残ったところで一向に構わない
農業が大規模集約型になって農機具が売れなくなっても気にしない
皆保険制度が崩壊し、アメリカ式格差保険制度なった方が受けられる医療レベルが高くなって嬉しい
多くの一般ピープルを踏み台にしてでも、自分たちだけが生き残れれば何の問題ない
ここは日本人もアメリカ人の悪いところ(良いところと割り切る)である「個人主義」に徹することにより
他人を蹴落としてでも自分だけは勝ち残る
よう転換しなければならないことでありましょう。
数%の勝ち組に残る(這い上がる)ためには、弱者を踏み台にし他人を貶める冷静(ホントは冷徹)な人間にならなければ生き残っていけません。
さて本日の実名店は以下の2店。いずれも読者から頂いた大阪の店紹介番組のBD録画で紹介されていた店であります。まずは
鮨 志(こころ)
すべてのタネを熟成させていると紹介されていた北新地の寿司屋。雑居ビルの小さなお店でした。
確かに熟成を意識しているようですが、「さわ田」の真っ黒マグロを食べて驚いた友里にしてみれば、
この程度の熟成感はどうってことない
ツマミ(関西ではアテ)と握りをお任せで頼みビールに日本酒を結構飲んで一人1万チョイ。
関西で星とっていい気になっている「なんちゃって江戸前寿司」よりCPはマシではないかと考えます。
次は、入店するのに暗証番号が必要な居酒屋然としたお店。
北新地の「がりょうち」
番組では「すき焼き屋」のように紹介されておりました。
実際はちょっと変わった食材を提供する高額系居酒屋か。
ウツボのタタキや月の輪熊、天然鰻(この時期にいるのか?)など珍しい食材の後に出てきたのが年に62頭しか出ないという
浪速牛
が登場しました。
写真を見直してあらためて感じたこと、それは
脂が多すぎ
出来上がり(すき焼き)も脂が目立っておりました。
最後は天然のイノシシの炭火焼き。
しかしイノシシって、イノブタじゃないんですから、「養殖物」なんてあるのでしょうか。
以上の2店、話のタネの訪問なら良いかもしれません。