東日本大震災から1年が経ってしまいました。しかし瓦礫処理などもっとも初歩的な復旧作業から、何十年かかるかわからない原発事故収束まで、ほとんど進んでいないのではないか。
今朝の読売新聞ではその遅れを政権与党内の
政略談義(執行部と小沢グループの対立のことか)
を原因に挙げておりますが、本当にそれだけのことなのか。
政権与党内(民主党議員)が復旧&復興利権の獲得に夢中
になって肝心の作業が進んでいないと漏れ聞いているだけに友里は大いに憤慨しているのであります。大マスコミも、上辺の事だけではなく、本当は気づいているこのような
利権あさり
を公に暴いて、復旧&復興の背中を押すことが必要ではないでしょうか。そうでなければ、大マスコミにもその利権のおこぼれがあるのかと思われることでしょう。
さて本日の実名訪問で取り上げる店は東京の京橋にある
京橋屋カレー
であります。カレー好きの友里、東京ウォーカーの別冊に載っていたこのカレー店が気になっておりまして、先週の昼に訪問してみたのであります。
ビル2階と聞いていたのですが、表に見えるところには行列が出来ているラーメン屋のドアだけ。2階に上がる階段がありません。
もしやと車も入れない裏道に回ってみますと、そこに階段があったのです。
店内は3席のカウンターにテーブル席が10席ほどの小キャパ。注文を受けて都度スパイスなどで最終的な仕上げをしているようで10分は待たされることでしょう。
カレーは全部で4種。キーマ(1300円)を除いて辛口伊達鶏、ときえ、じゃがは1150円。その中から2種のカレーを選べるツインカレーが1400円であります。
まずはキーマと辛口伊達鶏のツインを頼んだのであります。
ご飯の上に乗っているのはトッピングとして別注文した青唐辛子(50円)であります。
キーマカレーはトマトジュースを使用しているそうで辛くはないのですが不思議な旨み。辛口伊達鶏カレーは、大阪の「なんちゃってスパイスカレー」を出している「宝石」の店主に食べさせたいほど
スパイスで芳醇
なのであります。特に強く感じたのは東京ウォーカー編集部によるとカルダモンではないかと。結構辛めに加えてトッピングの青唐辛子が効きまして、友里には充分な辛さとなっておりました。
このように辛さの異なる組み合わせで舌先に変化をつけるのがツインカレーの楽しみではないでしょうか。
結構印象的なカレーだったので気になっていた友里。翌日の昼も再訪してしまったのであります。頼んだのは勿論昨昼食べなかった「ときえ&じゃが」であります。
ときえカレーとは、近江鶏、キャベツ、海老を入れたというハーブカレー。ジャージー牛乳を入れているのでマイルドとのことでした。
じゃがカレーはその名の通りジャガイモが半個入っていて最後にマスタードオイルを添加するこの店で最も辛いカレー。
今回は青唐辛子を追加しなかったのですが、それでも「じゃが」は結構辛い。オイルが効いているのでしょうか。しかしそれ以上に驚いたのが「ときえカレー」でありました。
マイルドといっても、ハーブがかなり主張していて非常に特徴的。行ったことないけど本場のカレーとは思えない創作カレーだと思うのですが、
癖になる
味なのであります。東京ウォーカーではキーマカレーが一番のオススメとありましたが、友里が気に入り次回又食べたいと思うのは
ときえカレー
であります。
狭い店内で注文してから食べ終わるまで30分はかかってしまうかもしれませんが、機会があったら一度は訪問しても損はしないカレー店であると思います。
少なくとも、大阪のカレー(宝石とインディアンしか知りませんけど)よりはカレーらしいカレー(カレーの正確な定義をしりませんけど)であると考えます。
関西から上京して江戸前鮨を食べまくる外食好きの方々にも、鮨の合間にこのスパイス効いたカレーをぜひ試していただきたいものです。