読者の方から、「・・・」の店で友里征耶の話題が出て
あの人ならわかっていますよ
温厚な人ですよ(私が言っているのではありません)
とスタッフが言っていたとうメールを時々いただきます。
副業とはいえ業界から忌み嫌われる仕事(真っ当な店からは嫌われていないと自負)を10年近くしておりますから
顔や本名はバレバレ
になってきているのではないか。いや10年経ってもバレていないとしたら、飲食業界のレベルは低すぎるということになってしまいます。
初訪問の店ではまだ大丈夫だと思うのですが、日刊ゲンダイのコラムや店評価ブログで取り上げてから再訪した店では、特にバレバレの確率が高いような気がします。
先日もあるカウンターだけの小さな店で
征耶(ゆうや)さん、お手柔らかに
と帰り際に言われた記憶が残っております。結構酔っていたので聞き違えたのかもしれませんけど。
名古屋や大阪は大丈夫でしょうが、都心の有名な寿司店、和食、フレンチ、イタリアンでは、自意識過剰とアンチに突っ込まれるかもしれませんが手配書がまわっているかも。京都の和食も危ないかもしれません。
アンチからの
覆面という肩書きを外せ
との突っ込みはますます激しくなるでしょう。
出入り禁止の店は公なものでは
しみづ 嘉瑞
のわずか2店。(フレンチもあったのですがかなり前に閉店)
表だって出禁宣言はしなくても、予約を受けないようにしているとしか思えない店も結構あるような気がします。
紹介制や会員制でなく、割とすぐ繋がるのですが何故か予約一杯だといわれる店。仕方なく知人の予約で訪問した際の店側の態度の冷たさは大変なものがありました。
そんなに嫌なら(評価せず批判するだけ)来なければよい
と言うところでしょうか。
確かに普通の人なら嫌いな店へわざわざお金をかけていく必要はないでしょう。でも、副業とは言え、一般客の立場だとはいえ、一応
店評価で収入を得ている自称ライター
であります。プロ野球選手が
苦手なバッターや嫌いな投手との対戦を回避できない
のと同じ原理でありまして、友里征耶も
苦手や嫌いな(料理とは限らず、経営方針など性格も含む)店を回避できない
のであります。数少ない読者も
その手の店に敢えて突入する友里を見てみたい
のではないでしょうか。
またその店のシンパも含めて一般客、一般読者は
友里を拒絶するような度量のない店を見たくない
と思っているはず。
料理とサービス、そして食後感で真っ向から友里を撃破しろ
が特に店シンパの望みではないでしょうか。
友里は食材の質、調理のレベル、サービス内容、そして値付けなどに変化があれば公平に評価し直す方針であります。勿論今までの評価に固執することはなく、良くなっていれば評価を上げます。その逆もありますけど。
海鮮と思っていたけど江戸前仕事をしっかりするようになった
味が濃すぎると思っていたが、滋味深いながらも薄味になった
なんちゃってだと思っていたけど郷土色がでてきた
ブロイラー形式(一斉スタート)をやめてよかった
ソースが出来ないと思っていたけどやれば出来るではないか
と再評価することに躊躇はありません。(本当に変わっていることが前提)
ということで、10月にはかなり嫌がられていると思う店(今は実名を挙げられません)へ知人の予約で知人と訪問する予定なのですが、対応はお手柔らかにお願いしたいと思っております。
さて本日の実名訪問店は、大阪は八尾にある
とんかつ マンジェ
であります。「絶品レストラン」に取り上げてからご無沙汰で久々の訪問でありました。
近所にはもっとCPよいトンカツ屋があると知人から他店をすすめられていたのですが、メニューが豊富でないと判断しての「マンジェ」再訪であります。
まずは特ヘレと上?ロース
揚げ油は結構色黒く「?」だったのですが、衣はサクサクで火入れは友里好み。肉質も充分で美味しかった。
そして次はスペシャルなのでしょうか、「バームクーヘン」を食べて育ったといわれる豚のリブロースであります。
先入観のためか、更に肉の旨みがあると感じてしまった。
そして今回もこれははずせません、フォアグラとんかつ。フォアグラは高額食材ではないとは言え、この量で1600円はお買い得ではないでしょうか。
そしてその他、カニクリームコロッケ、にんにくとんかつ、超特大エビフライなどを食し満足して店を出たのであります。
やっぱり東京の有名なトンカツ屋より美味しくてしかも安い
江戸前鮨、フレンチ、イタリアン、スパイスカレーのジャンルでは東京にまったく敵わないと思う大阪でありますが
トンカツ、恐るべし
であります。