打ち切りにはしないと強弁していたフジテレビでありますが、さすがにこの低視聴率では堪えられなくなったのか
「家族のうた」が第8話で打ち切り
となるようです。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/05/12/kiji/K20120512003236630.html
初回が6.1%というのも驚きでありますが、直近の放映ではなんと
3.1%
ですから、日曜のゴールデンタイムなのに深夜番組並の数字であります。
とはいえ最近は録画を見るのが主流でありますから、オンタイムの視聴率は現実を反映していない気もします。もしかしたら、裏番組である「ATARU」や「行列の出来る法律相談所」、「日曜洋画劇場」より見ている人(録画を含む)が多い可能性もゼロではないわけです。
まあ冗談はさておいて、友里は録画でありますが何の因果か初回からこの低視聴率番組をみてきた
希有な存在
デジャブのようなドラマ設定、時代遅れの主人公キャラ、盛り上がりのないストーリー展開、オダギリジョーのワンパターン演技、子役が可愛くない、主人公の相手役(女性)がビジュアルでないと、ここまで揃えば視聴率をたたき出せというのが無理というものではないでしょうか。
嫌なら見るな
との開き直りを視聴者が忠実に守った末の3.1%。独占スポンサーの花王としては
嫌でも、もっとも~っと、見てちょうだぁ~い(財津一郎風)
とフジには言ってもらいたかったのではないかと考えます。
さて本日の実名短評編は、GW週末、銀座へ映画を見にでかけたその前後の2軒であります。
天一 ソニービル店
この不景気といえども銀座の数寄屋橋近辺の昼は混雑。映画の前に昼食をとろうと思っていた我々が最後の望みを託したのがこの店でありました。ではなぜこの店なら入れると考えたか。それは
昼食としては高い(3000円前後)けど美味しくない
果たして予想通り、我々はすぐにカウンターに座ることが出来たのであります。(我々で満席になりまして、その後数人が入口で待たされていました)
友里は4000円チョイのコースを頼んだのですが、20人近くのキャパなのに、揚げ手は一人で鍋も1つ。勿論油の交換どころか、私がいる間に油の注ぎ足しもなかった。よって供された天麩羅は衣の色が濃すぎで、揚げ方もイマイチ。特に海老はまったく美味しくなかった。
タネ数もすくなく、これなら西麻布の廉価店「坊野」の方が満足するとの評価となりました。
煉瓦亭
昼と違って夜は空いているとの予想はまずまず当たり。地下から3階までのフロアはほぼ満席でしたが行列もほとんどなくすぐ入店できました。
ノーマルのポークカツレツ(ロース 1300円)が一番のウリ(人気も)でありますが、食べてみたら質、揚げとまったく凡庸。巷の人気は完全な
過大評価
であると感じたのです。
海老のコクテルは海老が干からびており、元祖オムライスはライス(ケチャップ使っていない)の割にかけてあるケチャップの味が濃すぎ。これまたどうってことないものであります。
ハヤシライスはケチャップベースみたいでツメも緩い。ハンバーグもこれならまだ「つばめグリル」の方が美味しいのではないか。
同じ有名な洋食屋でも、香味屋や吾妻とは次元が違い(値段も違う)、似たような価格帯の店でも麻十の「エドヤ」の方がはるかに満足するという結論に達しました。