最近訪問した店 実名短評編 2012-12

GWに突入して2日目。会社によっては9連休となる大連休の初日の昨日は、出国組で成田は混雑していたそうです。行き先も欧州が目立ったとか。
誰もが休みやすいということは、ホテルや航空運賃などが高いということ。休めない時期は逆に安くなるのは需要と供給の市場原理から当たり前のことなのですが

安いけど休めない
休めるけど高い

と、極東の島国である日本はバカンスにも恵まれているとはいえないでしょう。

ところでこの夏にちょっと欧州へ行くことになり(1国の短期間)、マイルで特典航空券を購入したのですが、欧州内での他社エアラインはマイル交換できないので直に購入手続きをしました。
ネット経由での購入にチャレンジ、1時間前後と短い飛行時間なのでエコノミーにしたのですが、その運賃がなんと

数千円

なんですね。JAL経由で購入するのとは桁が違っておりました。最終的にはサーチャージが入るので支払額は1万円を超えるのですが、それでも圧倒的に安い。座席が保証されないイージージェットのような格安のLCCではなく、エールフランスであるだけに友里は驚いたのであります。

さて本日の実名訪問店は京都の和食であります。その店名は通称

ねこや

私も最初これを聞いて

なんじゃそりゃ?

と思ったのですが、何でも近くにあの「虎屋」があるのでそれに敬意を表して「猫」を名乗ったとか。正式な店名は

くずし懐石 縁

であります。1回しか訪問しておらず、際だって問題にする要素もないので店評価ブログに載せるのは無理と判断し、この実名編に登場させることにしました。

瓢亭出身の主人と娘さんだけの小さなお店。それだけにある程度の人数で予約すると「借り切り」となってしまうようです。
客数が少ないから仕方ないのですが、使用食材がかなり重複することになるのはちょっと残念でありました。
アブラメが造りと椀タネに、タケノコが焼き物(木の芽和え)、土佐煮、ご飯。
この時期は和食にとって食材不足なのかもしれませんが、ちょっと被りすぎかなと思った次第であります。

何でも京ブームで、料理も京料理が全盛でありますが、最近感じるのは自称、他称を問わず多くの京料理屋が

東京和食のように味濃く創作的になってきた

と感じるのは友里だけでしょうか。
あと驚いたのは京都の家庭料理でよく使われる「花山椒」を使う店が多くなったと言うことです。牛肉料理や鍋で使用する京料理店に連続してぶち当たりました。しかもその花山椒料理について話し合うと

麻布の「幸村」

の店名がでてくるんですね。

花山椒料理(鍋)=幸村の名物

と本場京都も認めているとしたら、さすが3つ星和食と感心したのであります。