最近の週刊現代にビックリ

去年から時々コメントや評価を求められるなどお世話になってます「週刊現代」。昨年編集スタイルが一新したようで、記事がますます過激になってきました。この友里でさえ、こんな事書いていいのだろうかと思うくらいであります。今週発売のものでは、大相撲八百長ネタとTV局不正問題ネタが目を引きましたが、後追いする週刊誌はないでしょうし、TV局も遠慮してほとんど取り上げておりません。今日はちょっと、これらの件を友里征耶的な切り口で書いてみます。
大相撲八百長ネタ
以前は「週刊ポスト」の十八番だった追求テーマであります。かなりしつこくやっていましたが、いつの間にかコブシをおろしてしまった。
しかし、この大相撲、全国民の中で、本当に「八百長なんてあるはずない」と思っている人、いるんでしょうか。そんな純粋な人っているんでしょうか。TV局は一度、街頭アンケートとってみればいいのです。
これは高野連が「特待生がこんなにいるなんて知らなかった」と演じたのと同じレベルの問題だと私は考えます。
現在相撲協会と講談社は多額の法的係争状態になっているそうですが、相撲協会としては仮に事実であっても認めるわけにはいきませんから、訴訟するのは致し方ないことでしょう。講談社と「相撲」でケリをつけるわけにもいかないし、不慣れなペンをもって論争するのには能力不足。文字通り「土俵が違う」関係なので、司法に決着を願い出たのでしょう。
「名誉毀損」、事実を書いたとしても名誉を毀損されたと思ったら、誰でも訴える事ができるのですが、同じ「土俵」にいるライター同士でやるものなんでしょうか。
実は友里、近いうちに副業ライターである大学教授の古川修氏から提訴状が届くと弁護士から言われております。ライターとしての取り組み方、ポリシー、姿勢を批判しただけで、食通なら誰でも古川さんに対して思うことを書いただけなのですが、この「事実」が琴線に触れたようです。同じライターなら、皆様の税金(裁判所にお世話になるという事で)に頼らないで、ペンで対抗し決着をはかる度量を古川さんには見せて欲しかった。
この古川修氏との訴訟問題に関しては、随時、シリーズ化して経緯などを開示していきたいと考えております。
TV局不正問題ネタ
告発者は不正している人を伏字で出しているのに、講談社は実名で書いちゃうんですから過激です。名指しされた役員は按配悪いでしょうね。下請けへの不正発注にキックバック、そして社内接待、これまた、TV局で「こんな不正は一切ない」と思っている「純粋な視聴者」が存在するのか。日本人はホント、本音を言わない人種であります。
私はこんな大きな不正ではありませんが、ちっちゃな不正を目撃した事があります。現在は予約が取れないステーキ屋「かわむら」になっていますが、カウンターフレンチのはしりだった「トゥ ソル」。友里が遅めの夕食をとりに入ったと思ってください。入り口近くの浮いたカップル、時間的には同伴ではないのはすぐわかりますが、同じように不自然。女性は品良い方ではなく、男性は普通のサラリーマンには見えないオッサンでした。食べ終わったのでしょう、女性がトイレにたった隙に素早くお勘定してしっかり「TV局名」宛の領収書をもらっておりました。そして小さな声でシェフに聞いた質問に笑ってしまったのです。
はっきり全文は聞き取れませんでしたが、「この辺にホテルある?」といった内容です。会社経費で夜のお相手をしてくれる女性を釣った現場を偶然目撃したのですが、こういうのこの業界では日常茶飯事なんでしょうか。
こんなことを書いてしまって、ますますTV出演への道は遠のいたというものです。