日経MJでのコメントの少なさにがっかり

金曜の日経MJをご覧になりましたか。あらかじめ宣伝しておりましたが、友里のコメントがほとんどなかったので申し訳ありませんでした。私もかなりがっかりしました。
本当は「・・・国内ではそれほど重要視されない」のほか、もっと面白いコメントをしたんです。
たとえば、
1、 ロオジエの元マネージャーが調査員の一員だとばれるなど脇が甘すぎる。カメラマンが調子に乗って外人が何人、日本人が何人と話し過ぎている。ぜんぜん覆面性を感じない。
2、 ナレ氏(ミシュランブック総責任者)自身、ミシュランに入るまで「食」に興味を持っていたとは思えない。
3、 日本人調査員も和食や鮨がわかるのかどうか疑問。フランスへ連れて行って数ヶ月研修しても和食や鮨がわかるようにはなれない。日本人調査員が経験豊かで日本での実績があるなら、ミシュランがスカウトしたら段階で表立った活動が停止するから身元がすぐばれる。バレていないということは、たいした人たちでない可能性がある。だから評価力は低いはず。私はナレ氏に言いたい。フランス人が山本益博氏や犬養裕美子氏など日本人がフランスの店を評価したガイドを信じると思うか。今回のミシュラン東京版も同じこと。フランス人の和食評価を真に受ける人は少ないだろう。
4、 日本人は立ち読みで充分な内容なので、おそらくそうは売れないだろう。星数だけチェックすればいいわけで、東京の食通や外食好きはじっくり読む必要がない。他のガイド本と掲載する店がそうは変わると思えない。初年度から皆が認める店を落とし、無名の店に星をつけてこられるか。これが出来れば面白いが、特に和食や鮨、天婦羅などでは無理でしょう。調査員たちが自信のないジャンルだからです。
5、 これ以上外人客が増えたら困る店もあるだろうから、掲載を拒否する店が出てくるかもしれない。どの店もミシュランを歓迎、期待しているとは限らない。
日経新聞グループには友里征耶は過激なのかもしれません。今後はもう取材依頼が来ない可能性がありますね。