断念、イタリア旅行

予定通りなら、今週のブログはイタリアからアップするはずだったのですが、同行者の体調の問題で急遽キャンセルとなりました。
期限ギリギリまで粘ったのですがやむなく決断、航空券、ホテル、レストラン、ハイヤー、ガイドなどの個別キャンセルは結構大変でありました。
海外旅行をキャンセルしたのは初めてなのですが、払い戻しが出来ない旅行保険や列車のチケットに加えて、航空券の払戻金手数料(セーバーなので)を合わせるとかなり損した気持ちになりました。
「ここで辞めることによって今まで支払ったお金が無駄になる」という発想なのですが、自公与党や役人が道路やダムの建設をやめない理由(民間でもやめられないビル建設などがあります)と同じであります。
しかしよく考えると違うんですね。もう既に使ってしまったお金と考えると、ここでやめればこれ以上「出費」がないというメリットがあるわけです。
真の使い道がない道路やダムに無理して行った海外旅行、このような意味がないとわかっているものに、今までお金をかけたからとの惰性で更に投資することは、例えは違うかもしれませんが「盗人に追銭」のごとく無駄なことであります。
昨日のブログで触れた「高校野球」、掲示板では結構盛り上がりました。あんな行進は他に北朝鮮しかやっていない、といった書き込みには笑いました。
私は学生時代、高校野球に非常に密接なクラブに所属していたから言うのではないですが、花園ラグビー含めて世間で言うほど内実(生徒)は「純粋」なものではありません。
高野連のお偉方も昔から実態を掴んでいるはずなんですが(掴んでいなかったらアホです)、既得権益(名誉職としての肩書き含めて)の維持だけを考えて目を反らして続けているのでしょうか。
しかしこの高野連、収支決算をみると2億円の赤字なんですね。(収入は7億5000万円ほどです)
特定資産を15億円も積んでおり、有価証券も1億円分もっている潤沢な財務内容なのでこんないい加減な運営が出来るのでしょうが、内容は極めて不明朗であります。
人件費が管理者含めて1億円以上、旅費交通費も管理者ふくめて1000万円を超えております。この財団の活動でこんなに費用が発生するものなんでしょうか。
http://www.jhbf.or.jp/summary/ir/pdf/h19_accounts_report.pdf
http://www.jhbf.or.jp/summary/ir/pdf/h20_budget_book.pdf
アイススケートの協会でも、会長が不明朗なことをしていて告発されたと記憶しております。しかもそれに深く関与した女帝が失脚後また復活しているといった話しまであります。
スポーツ選手を導くべき協会のお偉方が、実は利権取得や個人資産形成に熱心だとしたら、勘違いして金儲けにご執心なあの元サッカー選手、中田ヒデがああなったのも仕方がないかもしれません。
友里掲示板
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