意外と使い道があるかも、「京都 美味案内」

GWに突入しました。豚インフルエンザでパニックに近い騒ぎですが、皆様はどこかへお出かけでしょうか。
私はこの8日間、新書の原稿書きに没頭する所存であります。(編集担当者さま がんばります!)
ところで昨日、1ヶ月前に無期限謹慎処分になった北野誠氏の会見があったようです。ただ謝るだけで、どんな「不適切」な発言だったかは明らかにされておりません。どこかのプロダクションかそのオーナーの圧力で降ろされたのでしょうけど、「降板理由」を説明しない今回の処置、視聴者不在というかTV局、ラジオ局は視聴者を舐めきっているとしか言いようがありません。
刑罰を明らかにしないで逮捕して判決下したのと同じではないですか。こんな横暴が許されるのが私には理解できません。
朝番組のコメンテーターとしての発言にはあまり賛同できなかった北野誠氏でありますが、あの「やや辛口にみてとれる」発言がウリであるだけに、涙を流して「人間を再構築する」との完全な白旗宣言、失敗ではないでしょうか。
一部の週刊誌で報道されているような外部からの圧力がかかったわけではなく、松竹芸能と自分で謹慎を決めたと圧力先をかばっていますが、「クレーム」が何一つなく勝手に降板謹慎する「お人好し」がどこにいるのでしょうか。将来の復帰を頭に入れた権力者への「媚びへつらい」なのでしょうが、かえって男を下げるだけではないか。
クレームもないのに、友里征耶が日刊ゲンダイとの協議だけで、「名誉棄損」を自発的に認めて勝手に損害賠償金を振り込むようなもので、こんな作り話がありえるはずがありません。
迎合して丸くなってしまったら、他に芸があるわけではなく存在価値がありません。北野誠氏は謹慎が解けても食べていくのは難しいでしょう。
ここはある週刊誌にもありましたが、白旗上げず謝罪もせず、「マスコミの閉鎖性打破」でもうったえて、民主党から次期衆院選に出馬した方がよかったのではないでしょうか。関西の比例でならば強気を通せば当選したのではないかと考えます。
さて友里掲示板でも話題になった関谷江里さんの「京都 美味案内」(扶桑社)が自宅に届きました。
皆さんも指摘していましたが、とにかく「薄い」。わずか100頁ですからフリーの宣伝小冊子の体裁であります。
掲載写真は私的には素人のわりにはまずまずではないかと。J.C.オカザワの写真よりマシだと思います。
友里掲示板では評判が悪い「京都 美味案内」でありますが、友里にとっては非常に使い道があることに気付きました。
ヨイショライター・関谷江里さんがまとめた「過大評価店」の集大成であります。中にはまともな料理店もあるかもしれませんが、彼女の日頃の評価スタイルから考えて、友里にとって突っ込みどころ満載な店が多いのは間違いありません。
彼女のブログを一々検索するより、京都の食事で迷った時、もとい、ネタに困った時に、すごく役に立ちそうです。
しかしこれはあくまで友里征耶としての事。関谷江里氏のキャラや評価(宣伝)に日頃から疑問の方は、わざわざ近づく必要はないかもしれません。
それにしても広報として彼女を雇っていた西麻布の鉄板焼「ぎをん か波羅」の親元の豆腐料理店、「京都 美味案内」で確認できないのが不思議です。