読者からの閉店情報です。フルーツパーラーの老舗なのでしょうか、万惣フルーツパーラーが本日で全店閉店(果実の販売・フルーツパーラーの営業を全店で休止)となるようです。
耐震強度の不足からか、本社ビルの建て直しを迫られた結果この不況下では早急な対応が出来ないとの判断で営業をやめるとのことですが、ビル建て直しは後付けで、長く続く不景気が主要因ではないかと友里は考えます。
何ヶ月も先しか予約が取れない高額な焼肉屋、和食屋、寿司屋、ステーキ屋、フレンチがあるというのに、閉店に追い込まれる店も後を絶ちません。
先日行った有名焼肉屋、4ヶ月先でないと予約が入らない店ですが、隣の居酒屋?は閑古鳥一色でありました。
何かの拍子(満席偽装工作や有名ブロガーや料理評論家、フードライターのヨイショなど)でとにかく一度ブレイクして予約困難だとの噂が立てば、あとは自動的に
ミーハーな客が増え続ける
という現実。日頃の友里主張とは異なりますが
どんな手段をとっても満席に見せる(予約困難を装う)ことが盛況店への第一歩
であると考えます。
有名ブロガーやヨイショライターをタダ飯招待して煽ってもらう
店前に「本日は満席です」との張り紙を連日貼り続ける
満席でないのに「満席です」と見栄張って予約を断る、予約を先送りする
予約システムを制限(予約受付時間を制限するなど)して、予約の電話が繋がりにくいようにする
常連を優遇して一見客と差別化する
予約が取れなくなる店を造る為の何でもありの戦略なのですが、これもひとえに小泉・竹中改革の負の結果なのでしょうか。勝ち組と負け組がここまで極端にわかれてしまう日本。アメリカで言われたスローガンではないですが
1%の勝ち組(予約困難店)のため、99%の負け組(閑古鳥店)が踏み台になっている
頭を使った店経営者だけが勝ちまくり純粋無垢な店経営者が負け続ける
日本もアメリカと同じようになってしまったと感じる今日この頃であります。
さて店評価ブログに、創作し過ぎ、いじりすぎの自称和食店「幻燈士なかだ」と雰囲気や料理すべてを含めて食後感が最悪に近かった「AWキッチン 5-5」をアップしております。
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