年間ベスト10 予想外に良かった編

鮨 福元
HPで毎日ネタの更新をしている下北沢の鮨屋。主人は饒舌です。
天然ものしか扱っていないと豪語する割に支払は1万5千円前後とリーズナブル。この支払なら、赤酢の酢飯、タネ質、仕事は充分であると考えます。
銀座 青空
「すきやばし 次郎」の3番手の独立店。タネ質、仕事は次郎とほとんど大差なく、アン肝などのツマミも出て、それで次郎の半額に近いですからこれはおススメというものです。酢飯はちょっときついかもしれません。
くしかんざし 久
京都・先斗町のどちらかというと創作系に位置する和食屋さん。元はその名の通り串揚げをやっていたとの話も聞きます。マスコミ取材は原則お断りとか。
和久傳へ入る前の「幸村」の主人も短期間ですが修業していたそうです。
純粋な京料理に飽きた時や京都に何泊もするときの一晩には、この変化球京料理は面白いでしょう。高級食材テンコ盛りですから業界人にもウケるはず。
鉄板焼 馨
西麻布の隠れ家的な鉄板焼。「臼杵ふぐ 山田屋」と同じマンションの地下にあります。
ホテルの鉄板焼の真ん中の価格に値する1万6800円(この店では最高値)でホテルの高価格のコース内容が供されます。
ホテルの鉄板焼に肉質、調理技術の違いなし。これ定説です。プリンスホテル出身の料理人のこの店、ホテルへ行くくらいならこちらで充分であります。
英ちゃん冨久鮓
大阪・難波近くの高額寿司屋。ネーミングセンスで判断するならば、絶対避けるべき店ですが、食後感は意外に良い。特別に仕入れる重量級の天然フグ、焼きフグで供されるそれは話の種にぜひ一度。
けせらせら
東京カレンダーなどに派手に宣伝されていたダイニング和食だと軽く考えていたのですが、なかなかまともな料理を供します。
ワインをウリにしているので料理は安いけどバコバコ飲むと支払が高くなるのが難点。ワインをグラスのお任せで頼むのは避けたほうがいいでしょう。
ハル・ヤマシタ
自信過剰に見える主人のHP上での発言などを見る限り、絶対駄目だろうと訪問したのですが、CPは悪くなかった。神戸牛をメインにする一番安いコース(昼は5千円前後?夜は7千円弱?)で充分。メイン以外の突き出し、前菜など他の皿は原則各コース共通です。
しかし読者の方から店の客対応の粗さについての指摘メールをいくつもいただいております。その点はご注意ください。
銀座 ラ・トゥール
今回ミシュランで星付いてホッとしていることでしょう。かなりの閑古鳥が店内を闊歩していましたから。
3つのコースのネーミングにセンスがなく、古典的なソースを使う重厚な味付けですが、料理自体は悪くないと思います。
グラスワインは高いですがボトルワインはそれほど高くはないでしょう。
ラトリエ ドゥ ジョエル ロブション
オープン当初からかなりの回数通わせていただいております。シェフが変わったようで料理がかなり美味しくなりました。
ただカウンターなのにサービス料をとり、ワインが高過ぎる(特にグラスワイン)のが最大の問題点。
運営会社フォーシーズ(ピザーラの会社です)には、もっと良心的な値付けを期待します。
アロニア ド タカザワ
一日2組限定の赤坂のフレンチ。オコチャマ推薦の店でしたが、意外に面白い店でした。
創作フレンチなのですが友里的にも何とか許容範囲以内の調理。しかしこのまま創作にはしり過ぎると行き詰るか、滑稽な料理になる危険があります。
スティルワインは日本製で価格はかなり高いものしかないのと、店内の換気が悪く煙が充満するのが難点。