知名度が高い奴と思い込んで批判されているのでしょうか。友里掲示板では、連日の政治ネタ(友里ブログ)に対して貴重な突っ込みをいただいております。
アクセス数の少ないブログなら相手にされず読み飛ばされる内容だと思うだけに辛い、と書いたら「上から目線」とまたお叱りを受けるでしょうか。
サッカーや政治のブログに対して
知識がプア
相手を取材していない?
と真っ当なご批判。確かにその通りなのですが、その「プア」さは何もサッカーや政治だけではないのです。
私は何回も公言しておりますが、料理は造れない(一時期習ったことはありますが)、食材はじめ専門知識もほとんどない、年に数回(しかも何十年も前からではない)しか海外で食べていない、ワインのブラインドも当たらない、と一般客の延長線上でしかない。
食材の産地どころか、食材そのものも食べてわからない場合もあるくらいです。ソースを舐めても、何がベースかわからないことも多い。単なる普通の外食好きなのであります。
特別に他の一般客より秀でている能力があるわけではありません。ただし、他の方と大きく違うところがあるとしたら、それは
人一倍曲がっているヘソの位置
へそ曲がり(天の邪鬼とも言えます)と歯に衣着せぬ暴言(本人はそう思っていないですけど)がたまたま受けて「シェフ板 黒本」が話題になっただけなのであります。
要は豊富な知識や情報ではなく、天の邪鬼、へそ曲がりをベースとした考え方が既出の方々と違って新鮮味があったからか、ウケているだけ。
よって、飲食店評価と同じく、政治やサッカー(大企業に対しても突っついています)に対しても、こんな考えをする人間もいると知っていただくだけでよいとも考えているのです。
なんでも金太郎飴みたいに同じ意見や評価では世の中面白くないでしょう。掲示板では私の考えを変えようと思っているのか
飲食店評価もアテにならないと解釈せざるを得ない
と必死に突っ込んでくる熱心な方もいらっしゃるようですが、もっと肩の力を抜いてブログを読んでいただきたいと思います。
掲示板にも書きましたが、結構マスコミ関係者の方々が面白く読んでいただいているようで、それが切っ掛けでお仕事のオファーをいただくことも多いのです。
また本業の件ですが、アメリカや門上さんへの批判は、結構大きなリスクなんです。詳しくは書けないのですが、ググって私の本業を調べ上げれば、おわかりいただけると思います。まして小沢肯定での利権なんてないのも、ちょっと調べればわかるというものです。
几帳面なアンチの方(上述)から、我々に本業の実態がわからないではないかとか反論されそうですが、二階堂ドットコムから実名をばらされ、弊社の重要取引先(これも実名だった)へ圧力をかけるとブラフをかけられたこともありました。福臨門のMSG添加を正直に書いて逆鱗にふれたからであります。
もし小沢氏などと利権がありそうな事業形態でありましたら、とっくに敵に回った飲食店業界から突っ込まれているということをご理解いただきたいと思います。
長くなりましたが掲題です。
先月でしたか、オールアバウトのガイドで自称ビストロオーナーでもあった嶋啓祐氏が、テレ朝の朝番組でベスト3ビストロの2位に挙げていたのが掲題の西麻布ココット料理店「HOUSE」であります。
ストウブ鍋を全面に押し出した店でして、もしかしたらオススメ本に掲載できるかもと直ちに掲載店不足の友里が訪問したのは言うまでもありません。
野菜のスチーム、魚介のビスク鍋、ハンバーグ、ロールキャベツなどを数名で食べまくったのですが、全員の結論は
味のトーンがどれも同じで直ぐ飽きる
でありました。はっきり書かせていただくと、業務用ストックを使用しているとしか思えない食後感。オープン厨房のバイト然としたスタッフを見て我々は納得したのです。
雇われオーナー(つまり出資者は別)なのに「オーナーだ」と自称して恥ずかしげもなくその店を宣伝していたなど、本来のガイドの立ち位置を踏み外しっぱなしの嶋氏。店側と親しくなる様は、海外ツアーでよく見かける
観光客を連れて行きその土産物店から謝礼をもらうガイド
と同じではないかと思ってしまいます。
HOUSEとも個人的に親しいのではないかと勘ぐられても仕方ないと私は思います。