大マスコミよ、その「感動ごっこ」の押しつけが日本国民を総アフォ化に導くんだぞ!

読者から教えていただいたのですが、3/10発売の「堕落のグルメ」(角川SSC新書)の予約受付がネットにでているそうです。
早速調べてみましたところ、e-honとアマゾンに出ていましたが、紀伊國屋書店でのお買い上げを第一にお願いしている手前、今回はこれらのリンクをこのブログに貼り付けることはやめました。

この友里サイトにも、今まで発売した7冊のアマゾンアフェリをリンクさせているのですが、今回はリンクを貼るのをそんな理由でやめようかなとも思っております。(一番の理由は、サイト管理会社のHP修正の請求額が高い可能性があるので)

「堕落のグルメ」、既に校了していることは先日のブログでお知らせしましたが、見本の出来上がりが2/28になるとのこと。
著者としてタダで10冊貰えるのですが、紀伊國屋書店での公開売り上げ数ランキングアップのため、著者である友里も縁者向けに更に買い増しする予定であります。

 

さて本日は脳天気な日本国民(大マスコミが戦犯)の

感動ごっこ

にイチャモンです。
この10年くらいでしょうか、オリンピック選手に特に顕著なのが

試合を楽しみたい

というフレーズと

皆に感動を与えたい

という傲慢な発言。
前者は日本人が特に陥りやすい「本番の弱さ」、つまりメンタル面での脆弱さをなんとか覆い隠そうとする苦肉の策ではないか。

トップアスリートでもなんでもない、そこらのド素人ゴルファーであった友里ですが、本戦のクラチャンでは緊張の連続でゴルフを楽しめなかった。楽しくなるのは

勝てないと悟り勝敗を投げて開き直って無茶振りし始めた時(でも勝敗が決まると18ホールプレイできずそのホールで打ち切りになってしまいます)

どうでも良いクラチャンでもこうなのに、己の人生がかかっているオリンピックなど大試合で

楽しんで試合に望めるはずがない

ではないか。例えば真央ちゃん。楽しんで試合に望んだなら

なぜSP演技後に悔し涙を流したんだ
楽しんだなら結果なんてどうでもよいではないか

現実(緊張する、メンタル面で不安定)から逃避するから余計にプレッシャーがかかるのではないか。強がりなど言わず、最初から

みんなに期待されすぎて、プレシャーで泣きそう

と心情を吐露した方が、日本人選手には良いのではないでしょうか。
何事も正直が一番であります。

そして後者の「感動ごっこ」。
真央ちゃんのフリー演技後の涙に思わず落涙した人は多かったようですが、はっきり言わせていただくと

これが感動というものなのか

ましてや葛西選手の銀メや団体銅メダル、友里に言わせると

こんなことでなぜ感動するのか

まったく疑問なのであります。
これまたはっきり書かせていただくと以前のブログにも書きましたが、真央ちゃんの件では

ヘタに金メを逃して銀メや銅メをとるより、この着外の方が残り人生で大きなプラスになった(判官贔屓の日本国民には大きくウケる)

葛西選手に関しては

これで今後の人生(土屋ホーム)はとりあえず安泰になって良かった

とは思いましたが、落涙どころか感動の一欠片もなかった。

これまたはっきり書いてしまうと怒られるかもしれませんが、真央ちゃんや葛西選手、フィギュアやジャンプは

最初は誰に頼まれた訳でもなく、好きでやりはじめたはず

比較するのは僭越だと言われそうですが、この友里の副業と動機に大差はないんですね。大きな違いがあるとしたら

成功したら彼らには大きなリターンがある

ということ。

こう言っては更に怒られるかもしれませんが、

メダル獲得など良い成績を上げても何ら金銭的なメリットがなく、逆に税金を多く取られる

というシステムだったら、よほど酔狂な人でない限りオリンピックにでるような努力なんてしないことでありましょう。

友里が副業を続けているのは己の自己顕示欲を満たすためでありますが、彼らアスリートの頑張りも

所詮己の人生の為

本質がわかっているだけに、そう簡単に感動できない友里であります。

被災地に勇気を与えられた、とかのフレーズも聞こえてきますが、友里は声を大にして言いたい。

感動ごっこよりまずは、被災地を食い物にして税金を横取りしている連中を叩き潰すのが先決ではないか

自称感動より、被災地は「実」が最優先と友里は考えます。