友里新書の中間報告

編集者がチェックした新書の原稿が戻ってきました。字数も計算していたのですが、重複部分のカットがあったからか今のところ170ページとなっております。
「まえがき」や「あとがき」を未だ書いていないとは言え、あと20ページほど加筆の余裕があるようです。
今回の返却で一番感じたことは、今までの4冊と違って表現や文字の修正だけではなく、内容についての指摘(根拠不足や説明不足)などが多かったことです。
今回は各論と言いましょうか、個別の店を具体名出して評価することはせず、総論というのでしょうか飲食店業界とそれを取り巻くマスコミ関係に対して、問題点など事例を挙げて例えを多用して主張することを目的としました。
新書という友里征耶にとって未知の分野、新書を手に取る読者層が今までの友里本と違うため、あらたな購買層を掘り起こすことが出来るかが成否の鍵を握っていると考えます。
最初の本である「シェフ・板長を斬る」(グラフ社)、いわゆる友里黒本を出す前、販売部数は別にして内容的にはいくらか話題になるのではと私は密かに思っておりました。
今回の原稿を今読み直して感じたのは、デビューして6年あまり繰り返し問題提起してきた内容も含まれますが、今までに出版されたことのないテーマと内容の本ではないか。
自分で言うのも何ですが、黒本以上の話題になるのではないか(希望的観測)、個別評価はないですが少なくとも内容はより濃いもの、インパクトを与えるものに仕上がると思っております。
7月中旬には「脱稿」、その後校閲などを経て、今年11月か12月の出版を考えています。
最近の本、特に新書の場合は「タイトル名」で販売部数が左右されることが多いとか。タイトルはまったく未定でありますが、このまま順調に推移すれば年末には書店の「新書コーナー」に並ぶことになります。
出版が近づきますとこのブログでも頻繁に宣伝させていただくかもしれませんが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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