佐藤尚之氏(さとなお)が電通退社!

自他共に株下手と認められる友里が言うのもなんですが、昨日の掲示板でもちょっと書いた株の話、本日の株式市場はかなり下落するのではないか。
昨日の市場は買い気配で始まりました。終値もかなり上昇しました。でもこれは前日までに空売りした大手機関が「利確」のための買い戻しを入れたのを底打ったと勘違いした個人投資家が飛びついてしまった結果ではないか。ここで飛びついてはいけないとしましたが、珍しく私の株予想は当たるのではないでしょうか。

80円をはるかに切る円高ドル安に加え、NYダウの200ドル以上の急落。どう考えても本日の株式市場は厳しい始まりとなるでしょう。
出来れば日経先物を売りたかったのですが、信用取引や先物取引を封印しているだけに(本当は保証金を積む余力がない)、手をこまねいて見守るだけでした。

それでは連日の原発問題です。昨日は時間当たり1ミリシーベルトを超えてしまった(原発正面辺り)との報道がありました。アメリカも自国民に50キロ以上離れろとの警告を出したようです。
不安を煽るわけではないですが、放射能の人体的な影響の有無は別にして、原発事故という事態はかなり深刻になっていると思います。株の予想と同じく、私の原発への懸念も外れてほしいのですが現状は厳しい。

菅さんも日本国のトップなのですから、仮定(福島第一が最悪の事態になった場合)とはいえ

?東日本が潰れるかもしれない

なんて発言は控えてもらいたかった。また側近だか政府高官だか知りませんが、そんな話をマスコミに自慢げに話してもらいたくない。それこそ世の不安を煽るだけではないか。

新聞社やTVもいい加減にジャーナリズムを取り戻し、真相究明に努力したらどうなのか。せめて政府発表の矛盾点をついたらどうなのか。
報道では4号機だけではなく、3号機の燃料一時貯蔵プールの冷却にも高圧放水車を投入するとあります。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110316-OYT1T00789.htm?from=main1

ちょっと待って。停止していた4号機の貯蔵プールに使用済みの燃料棒があるのは理解できますが、稼働中だった3号機の建屋にも使用済みの燃料棒があったのか。
そうなると、建屋が吹き飛んだ1号機や2号機(稼働中だった)のプールにも使用済み燃料棒があった可能性があるのではないか。
写真を見る限り上部が完全に吹き飛んでいますから、使用済み燃料棒の有る無しに関わらず、貯蔵プールはすでに吹き飛んでいると思うのは友里だけでしょうか。
この点を疑問視するマスコミ関係者、TV解説者が皆無なのが私には理解できません。

政府、東電、東芝、IHI含め関係の方々の全力対応により、これ以上の被害が広がらない事態収拾を信じておりますが、せめて大マスコミは本来の責務である真相究明に関して、この原発問題で一度くらい本気になってもらいたいものです。

自身の危険をかえりみず、果敢に現場で対応されている東電関係者、自衛隊、警察関係者の方々には頭が下がるばかりであります。菅さんの最悪予測がはずれることを祈っております。

さてこの震災対応なのか、「さなメモ」では佐藤尚之氏(さとなお)が「震災ボランティア連携室」のスタッフに加わるとの発表がありました。

http://www.satonao.com/archives/2011/03/post_3159.html

自己陶酔、売名といった動機を友里はこの際問いません。少しでも震災復旧・復興に己を殺して役立っていただきたいと思います。

このボランティア参加がきっかけではないと思いますが、佐藤尚之氏が今月で電通を退社するとの情報が入りました。
彼は自覚がないようですが、彼の知名度の根源だった電通内でかなり浮いていたのは事実。決して好まれた人物ではなく人望もなかったようで、今回の独立劇も電通内では冷ややかに見られているそうです。
過去に電通を退社してよりビッグ(古い)になった人はいますが、50前後と遅きに逸した感もある今回の退社。
独立してから己の背中にあった看板(勤務先の威光)の大きさを思い知った人が多いのは歴史が証明しています。
ボランティアでは食べていけませんから、電通勤務時代には殺到していた講演などでやっていけると踏んでの退社と言われているようですが、果たして電通の看板なく

元電通

という肩書きだけでこの未曾有の不景気の中通用するのか。
この大震災を想定していなかった独立劇なだけに、友里掲示板のナハハ氏(すでに賞味期限切れか)と共に今後をウオッチしていきたいと思います。