今年のマグロの初競りは450万円!

本日は多くの会社が仕事始めでありましょうか。
友里の本業も本日からスタートするのですが、イレギュラーな事務処理や交渉が目白押しのようで年初から大忙しであります。(と言っても、友里自身はほとんど何も出来ませんけど)

 

さて今朝のTVで友里が注目したのが

 

マグロの初競り価格

 

一昨年は1億5000万円超、昨年は大暴落で736万円でしたが、なんとこの2015年は

 

約450万円

 

と更なる暴落。
今年の株価を占っているのかと気が重くなった友里であります。

 

昨年は香港系寿司屋(久兵衛含む)の撤退で前年の1/20に暴落した初競りマグロ。
今年は逆に「築地すし好」が初参戦するというので競り値が上がると思っていたのですが、更に暴落してしまった。

本来の鮪の価格はせいぜい数百万円ですから、ご祝儀相場といっても400万円は高いのですが、なぜ2年連続で下がってしまったのか。

友里が思うに、絶対に競りで降りない「すしざんまい」の存在に他の店が

 

アフォらしくてやっていられない

 

と引いてしまったのではないか。

ご祝儀というだけで、この初日のマグロの質が特別良いというものではなりません。
「大間」というブランド産がこの日の最高なマグロという保証もない。
しかもこの丸の生鮪、競り落とした当日に解体してすぐ店で提供するんですよね。
これって、高級鮨屋ではまずあり得ないことだと思うんです。

 

友里に言わせると

 

多店舗展開廉価寿司屋がアフォ客を釣り上げるための宣伝

 

なだけ。
決して質が高く状態も良いというものではないはず。

まともな高級鮨屋は、この数日は昨年仕入れた鮪を出すと思いますので、初競りマグロに釣られてはいけません。