昨晩のTBS「NEWS 23」の「ミシュラン特集」はなかなか面白いものでした。
誌面ではなくTVの取材で初めて「掲載拒否」を語った「海味」の主人。店で常連に説明した拒否理由とちょっと違うものでしたが、ああはっきり言われたらミシュランサイドも「掲載されない店が僻んで嘘ついている」といった弁解が出来なくなるでしょう。
反面「ラ トゥール」のシェフが掲載を素直に喜んでいたのが対照的でした。
今年はこの「掲載拒否」が店のステータスを上げるとブームになるかもしれません。
しかし今回も出てきたナレさん。いつの間にか髭面になっていて、決して良い印象をお茶の間に与えなかったと思います。「ミシュランのおかげで客が来て店は儲けたはず」みたいなことを又言っていましたが、これまた傲岸不遜で品良い言動ではないと思います。日本ではこれを「お里が知れる」と言うのですが、フランス語ではどう翻訳するのでしょうか。
さて、3店の短評です。
カンテサンス
予約を取るのが大変。9:30からかけ続けること1時間。ようやくつながったと思っても、2ヶ月後のその日はもう満席。こんなことの繰り返しが1週間以上も続きました。
私は声を大にしていいたい。ミシュラン調査員や過食のオコチャマもこんな苦労をしているのか。マスコミ関係者の「特別枠」があるとしか思えません。それとも調査員、今年は訪問せずに3つ☆提供するのかも。
料理の傾向は空いていた頃の時期と大差ない食後感でありました。3つ☆とは思えませんが、同じグラナダの「サン パウ」とは雲泥のCPであります。ワインペアリング(8000円)もおかわりが出来てお得でした。
つばめグリル
品川シネマの帰りに立ち寄り。繁盛しています。
この価格帯(千数百円)では充分な食後感と言えるでしょう。食べたのはもちろん「つばめ風ハンバーグ」でありました。ハンバーグとご飯と冷えた赤ワイン、結構合います。
宮葉
知人と2名で昼間に訪問。タネ質はやはりトップレベル。ここへくるとツマミを食べ過ぎて握りがたくさん食べられないのが残念。
支払額もトップレベルだと思いますが、「次郎」や「さわ田」とは違います。