今年になって訪問した店 短評編 31

今年もあと1ヶ月となってしまいました。連夜の飽食三昧であっという間の11ヶ月でしたが、蓄えが壊滅的なダメージを受けた2008年でもありました。
2009年は「ガチミシュラン」の他、2冊の出版予定(新書とグラフ社)からの印税でいくらか補填できそうなのが救いであります。
ネットの匿名掲示板で、チキンなアンチが盛んに「モウラ」での「分とく山」削除の間違った理由(圧力を受けた 謝罪した 裏取引した)を書き込んで一人惨めな溜飲を下げています。
理由は単純、野崎さんが同社から出版しているということから、上層部が配慮しただけのことだと思います。私が「店評価ブログ」ですぐさま公開していますから、圧力に屈したわけではないのは誰でもわかることです。だいたい野崎さんがそんなセコイことをするでしょうか。
出版業界には暗黙の了解がありまして、自社から出版した著者にはある種の「配慮」をするのです。有名人が色々な出版社から本を出すのは、いざというときの為の対策でもあるわけです。
まだまだこの手の「暗黙の了解」が健在だったということでしょう。
さて3店です。
天青
ピザーラの「フォーシーズ」のHPから、この青山の天麩羅屋が傘下であることがわかります。
「ぐるなび」ではロブションが絶賛とありますが、「フォーシーズ」所属と言える身内タレント料理人のコメントは、話半分に聞かなければならないでしょう。
今年の2月に既に星確実だと、ロブションチェーン店の関係者から情報が漏れていました。ミシュランとロブションはズブズブの関係の可能性がありますね。
友里征耶の食後感は簡単。「この店が1つ星なら、1万円以上の客単価の天麩羅屋はほとんどが星付きになる」であります。まったくたいした天麩羅ではありません。
どれ味 銀座店
「旅サラダ」で小林綾子が紹介していました。ウリはお好み焼きのマヨネーズの空中散布?
味濃い鉄板調理の連続で、マックなどファストフードを食べ慣れた人でなければ耐えることは難しい。ジュースだけで食べている女性客が多いといえば、イメージはおわかりになると思います。
イカロ
読者でもある飲食業界の方からの情報でかけつけました。
郷土食のつよいイタリアンとのことでしたが、私にはそれほどディープな調理とは思えません。料理の種類が少ないのが難点ですが、再訪してみたい店であります。
一番の特徴はワインが安いこと。イタリアン版「ボン・ピナール」といった感じでしょうか。
オーナーソムリエ・シェフの兄弟コンビと、富山出身の2番手の3人が頑張っているようです。