11月末に発売予定の「ミシュラン掲載店の検証本」、まだ題名が決まっておりません。ミシュラン3つ星、2つ星は全店、1つ星入れて総計90店に友里オススメ店9店を掲載予定です。
「ミシュラン」という商標登録をタイトルに盛り込むことは出来ないと思います。タイトルで何か「案」がありましたらご教授いただければ幸いです。
今週からは次の「新書」にとりかかります。まずは編集の人との打ち合わせがありますが、編集側の提案もあり店の個別評価は一切しないことになりました。
この5年主張し続けた飲食店業界の問題点、たとえば検証精神の欠落、フードライターや料理評論家と飲食店関係者の癒着、節操のないデヴェロッパーの再開発ビルに踊らされた飲食店、そして料理人を増長させる「客」の存在、などに斬り込みたいと思っております。
こちらも何かリクエストがありましたら、お考えを聞かせていただきたいと思います。
さて3店です。
山さき
ミシュラン1つ星、久々の訪問です。夏場でしたが最終的には満席の鍋料理屋。コースは8400円、焼き物をつけると1万500円であります。
「なべ家」の4割安で同等以上の料理が楽しめるので、鍋料理としてはたまに通いたい店だと考えます。
ロオジエ ランチ
はじめて昼時に訪問しました。ミシュランの影響なのでしょうか、ドレスコードに引っかかる軽装で入店してきた若い東南アジア系の女性、予約していなかったので当然断られましたが、その足で「次郎」へ行くのか道順を聞いていました。
6000円のランチコース、この内容ではかなりお買い得です。夜よりも週末のランチの方が予約困難という話がやっと理解できました。
トルナヴェント
シェフの手術などで去年一時閉店したこともあり、訪問は1年ぶり。
アラカルトでバンバン頼みましたが、ほとんどの料理が美味しかったです。
最近の和風創作チマチマ多皿イタリアンとは一線を画す骨太の調理。季節毎に訪問したいイタリアンであります。