今年になって訪問した店 短評編 16

ナレ氏vs友里対談の録音テープが関係者以外に流出しているのでしょか。
「モウラ」のコメント欄で、そのようなことを思わせる書き込みが2名の方から寄せられております。(HN ドン○西 さん、通り○○り3号さん)
誰に聞いいていただいてもかまわない対談内容なのですが、ミシュラン社が用意した通訳が訳さなかった事(彼らの書き込みを信用した場合であって、まったくのデタラメの可能性もありますが)を今更言われても、週刊朝日も友里も何ら対応することは出来ません。
いくら的を射た批判をされ続けて悔しいからといって、そんな後出しリーク、誇り高きミシュランやナレ氏がするでしょうか。
アンチがムキになって仕掛けてくるこの手の戦略、結果は店やミシュランの信用を傷つける行為だということがわからないのが、アンチの悲劇であり喜劇であると考えます。
さて、店訪問3軒です。
デリス本郷
1階が予約不可のビストロ、2階がフレンチのお店。もちろん1階への訪問です。シュークルート、カスレ、タルタル、クネル、牛ロースなどが用意されていないなど、これでビストロと名乗れるかとも思いましたが、オニグラ、仔羊クスクス、鴨コンフィなどは価格を考えれば満足する料理でした。3名でたらふく食べて飲んで一人1万円くらい。まずまずでありました。
あじ花
J.C.オカザワが「京味」の西さんから紹介されたという京都の割烹店。JCは確か絶賛しておりました。
常連主体の小さなお店。お任せに近いですが、客の腹具合や好みで料理を選んでくれるようです。
驚いたのは支払額。結構食べて飲んだのですが、1万2000円でありました。近辺の縄手通りや祇園の店の中ではかなりお安い店ではないでしょうか。
何十年も毎週訪問している常連もいると聞きました。
しかし西さん、この店を訪問していないそうです。何でも「器屋さん」の関係で間接的に知り合い、紹介しているだけとか。食べてみないで紹介して良いのか疑問ですが、結果はCP悪くなくまた再訪してみようかなと思った食後感でありました。鱧もちゃんと目の前で骨切りして落としておりました。加茂茄子とニシンの炊き合わせがオリジナルで面白かったです。
小室
「モウラ」の掲載の関係で久々に訪問。
1万6000円と3万円のコースがあるようですが、その日は全員安いコースのようでした。
鱧(お椀と落とし)、鮎、鰻(柳川風)、ホシガレイと食材のアイテムは良かったですが、質や調理含めて満足感が薄かったというか、普通レベルとういうか。
この調理では、たとえ食材の質を上げた3万円コースでも満足できるか疑問です。
修業先の「和幸」とはまだまだ大きな差があると思います。ただ主人が昔ほどとんがっていないように感じました。