ロマコンとラ・ターシュの混ぜ合わせは自腹ではなかった!

またまた読者の方からの情報です。最新の「ワイン王国」(N0.50)、山本益博氏が山田久扇子氏(まったく存じ上げない方でした)との対談で、「店で頼むワインは『4桁の値段』までと言っている」というのです。
早速同じく4桁(1500円)を支払って「ワイン王国」を購入しました。
その部分を引用しますと、

僕は懐具合の事情もあって、ワインは「4桁の値段」で、と決めています。

私も予算の関係でよほどのことがない限り、何万円もするワインは頼まないようにしておりますが、マスヒロさん、こんな事を書いて良いのでしょうか。
彼は「アルバス」で‘29のロマネ・コンティを飲んだと自慢していたのです。
http://www.tomosato.net/kako/04_0808_tomosato.html
しかも、調子に乗って「‘82のロマネ・サンヴィヴァン」を混ぜて飲んだことまで得意げに話していました。
当時でも何十万円、いや何百万円もしたでしょうこれらのワイン、想像通り「自腹」ではなかったと考えて間違いないことがわかりました。
「アルバス」といえども「タダワイン」を出すとは思えませんので、裕福な同席者の提供であったと推測します。
知り合いに超高額ワインを奢ってもらうこと自体を否定はしませんが、それを隠して、「飲んだ自慢」をするのはいかがなものか。
ましてやワインを冒涜するかのマナー違反(混ぜ合わせ)を自慢した人に対談を依頼した「ワイン王国」の心理が私には理解できません。ワイン普及にかえってマイナスではないか。
しかもまた得意の変な言い回しをしていました。

ワインは、世界で唯一『頭を通過するお酒』ですが、飲む時はハートで飲まないといけない

「頭を通過する」なんて初めて聞いた言い回しです。このような変わった言い回しで純粋無垢な読者を引っかけるのでしょうが、対談相手のワインアドバイザー・山田氏が何も疑問に思わなかったとしたら問題です。
友里掲示板
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