レスリングがオリンピックの除外候補になったくらいで大騒ぎするな!

先週末の「店評価ブログ」で「御料理はやし」について

他の人気&有名店の濃い味と違って美味しい「薄味」

と評しましたところ、関西で人気と聞くブログの主宰者やその読者の方から

「はやし」の味は濃い方で、もっとちゃんとした薄味の店がある(要約)

とのご指摘を受けました。

http://sakufuu315.exblog.jp/17292012/

そこでかなり強引に主宰者にお願いしまして、「ほんまもんの薄味の店」を2つ教えていただきました。
1店はまったく聞いたことがない店。色々とスケジュールが詰まっているのですが、なるべく早く訪問してみたいと思います。
京都の和食店は、東京人としてはかなりの数を経験していると自負していたのですが、まだまだ知らない「ほんまもんの店」があるのかと反省した次第であります。

ただ今回の件で驚いたことが1つ。
件のブログの主宰者などは、京都の人気&有名店(未在や川口、つか本など)へ行ったことがないようなのです。

人気&有名和食店を訪問していないので、ほんまもん薄味和食店と比較はしていないとのことでありますが何事も経験。
お店についてあれこれ発信し人気があるブログの主であるならば、色々なタイプの店を訪問すべきではないか。

友里が「カンテサンス」や「アロマフレスカ」、「すきやばし次郎」を訪問せずして

ルカンケ、トルナヴェント、宮葉がほんまもんの味だぜ

と説いても、アンチから「それは偏見だ」と突っ込まれて切り捨てられることでありましょう。

よく知人から

行く前から自分の嗜好と合わないとわかっているのに、なぜ訪問するんだ

と聞かれることがあるのですが、それは自分の好きな店だけに通うという偏った経験では、説得力がでないと思うからであります。

友里は塩気と旨みを混同しているのではとのご指摘を京都の有名歯科医の方からもご指摘いただきましたので、未経験の領域であるこの「ほんまもんの味の店」で舌を鍛え直してみることにします。

ただし、その指摘に反発して「京都 至福のひと皿」を読み掘り起こし

「鮨まつもと」や「草喰なかひがし」を名店と思い込んでいる
フォアグラの奈良漬巻きなるゲテモノみたいな料理を出すKEZAKOを口福なフレンチと思い込んでいる

人に、「薄味あれこれ」と言われたくないとの反発は、しばらく封印することにします。

さてTV報道では、ここのところ

レスリングがオリンピックの除外候補になった

と大きく報道されております。吉田選手も困惑のコメントを出していましたし、ある男性現役選手は

アマチュア競技はぜんぶ、オリンピックが目標なんです

と残念がっておりました。

確かにトップアスリート達はオリンピックを目指して日夜頑張っているでしょう。
でも彼らの最終目標はオリンピックではなく、正確には

オリンピックで勝って、注目を浴びたい
オリンピックで勝って、生活を楽にしたい
オリンピックで勝って、協会に残って老後まで安泰に暮らしたい

ではないか。
オリンピックに出場し、金メダルを取ったとしても

その競技はTV中継しない
TVや新聞などマスコミがまったく報道しない
スポンサーがつかない

つまり、日本国民が誰も相手にしないという条件であったとしたら、果たしてアスリート達は

オリンピックが目標

と言い続けることが出来るのか、友里は大いに疑問であるのです。

確かに今回生き残った近代五種やテコンドーの方がマイナー感はあると思いますが、本来のアマチュアスポーツの精神は

自分なりに最大限の努力を払って自己満足ができるか

ではないか。
オリンピックを想定して日々練習する人なんてごくわずか。はっきり書かせていただくと

大半のアマチュア競技者はオリンピック出場なんか考えていない

のであります。トップアスリートだけがアマチュアではなく、その大半のアマチュア競技者に支えられているだけ。
こうはっきり書くと偽善思想の方、性善説嗜好の方に反発を食らうかもしれませんが

他の社員のように働かずして(所属企業の宣伝をしているかもしれませんが)練習のみに勤しんでいる環境

であるトップアスリートたち。

オリンピックは我々セミプロの最終目標である「生涯生活安定」の為の最良のツール

と本心を言うなら、友里は問題提起しなかったでありましょう。

本日のブログ、

オリンピックを見て興奮することはあるが、勇気を与えてもらったと思ったことはない

友里一個人の意見であります。