民主党政権がスタートしたからか、TV番組では連日閣僚や民主党幹部の動向が「好意的」に報道されています。いつまでこうような姿勢で報道してもらえるか、報道をさせ続けられるか、それは民主党議員が「傲り」、「慢心」、「利権」への誘惑との戦いに打ち勝てるかどうかにかかっているでしょう。中にはすぐ転びそうに見える閣僚もいますので・・・
その中では長妻厚労相は今のところ安心して見ていられる(行政手腕は別にして)のですが、今朝のTV紹介では視聴者に間違った情報を与える場面がありました。
「慶應ボーイ」だったが外車を乗り回しているような学生ではなかったという流れで高校時代のクラスメートが発言するのですが、その方が女性なんですね。
私の記憶では、長妻氏の高校時代、慶應に男女共学の高校はなかったはず。ネットで調べたら「都立練馬高校」卒業でありました。番組の構成が非常に紛らわしいものでした。
時事ネタをもう一つ。4日前でしたか、赤松農水相と井出農水次官との間に「歴史的和解」が実現したと報道されました。
井出次官は8月に民主党の政権公約を批判した件ついて
(官僚は)時の政権を支えるのが使命。ご理解いただきたい。政権も政策も大臣も代わった。献身的に徹底的に支えたい。
この井出氏という人、ヘタレというのでしょうか、なんとも見ていてこちらが赤面するほど惨めさを出しています。自己保身のためなら、自己主張を変えて「土下座」してまで将来の安定をとったのでしょう。
休日出勤する霞ヶ関の役人のインタビューを見ても、「淡々と業務を遂行するだけです」と未だ未だ役人達は己の「勘違い」が理解できていないようです。
支える、奉仕する相手は時の「大臣」や「政権党」ではなく、未来永劫「国民」なのではないか。
国民のために必死にならず、ただ淡々と仕事を続けるだけなら今すぐ「辞表を出せ」と私は言いたい。
さて先日、ハウステンボスへ行ってきました。オランダを中心にした欧州の街並みを再現したテーマパークでありますが、2003年に会社更生法申請、野村証券系投資企業が支援してきましたが、再び「ホテルマネージメントインターナショナル株式会社」への身売りを検討するほど運営に四苦八苦しているようです。
初めて行ってみて思わず納得。ディズニーランドとディズニーシーを合わせた面積より大きいとの話ですが、ホテルなどの宿泊施設がいくつも園内にあるからか、かなり小さく感じます。
時期的には仕方ないですが、ウリの「花」なども目立ちません。
オランダを模倣した街並みもどちらかというと安普請、ホテルの設備も古い、数少ないアミューズメントも面白くない、と一体何をウリに集客をはかったのか理解できません。コンセプトが中途半端なのです。
これではリピーターが来ないのではないか。早朝の馬車では、何回も訪問しているというディープなリピーターに遭遇しましたが、我が家の再訪はあり得ないでしょう。
ディズニーリゾートの駐車場では全国のナンバープレートを見ることが出来ますが、ハウステンボスでは佐世保が主体で、せいぜい博多くらいしか遠方は見られません。
ディズニーリゾートでさえ九州や北海道で開園したら、本日の成功はなかったのではないか。立地という根本的な問題も集客に影響していると私は考えます。伊勢の「スペイン村」ほどひどくはないですが、このハウステンボスを再生出来る確率は天文学的に低いのではないでしょうか。
今回ハウステンボスに滞在して嬉しかったことが1つあります。
「ホテルヨーロッパ」の鉄板焼きとフレンチに行ったのですが、ワインが安いのに驚きました。
‘99モンローズや’98デュクリュ・ボーカイユが1万2600円、2004年エシェゾー(M.ミュニュレ)が1万5750円と都心の平均的な店よりかなり安い。
10年ほどしか経っていないとはいえボルドーの人気格付けワインが1万円台前半、人気ドメーヌの特級畑が1万円台半ばは、この地では「格安」だと思います。
脂たっぷりの佐賀牛は食べきるのが大変でしたが、フレンチはまずまず美味しかったこともあり、もし行かれるならフレンチでフランスワインを飲んでみて下さい。
明日のブログは、長崎の地元料理「ちゃんぽん」、「皿うどん」、「トルコライス」です。
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