スタンスが二転三転? 菊乃井・村田氏

読者の方からの情報です。先日京都で行われた日本フードジャーナリスト会議主催の「ミシュランガイド 京都・大阪版」に関するシンポジウム?の模様が日経トレンディネットに出ています。まずはご覧ください。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20090604/1026731/
「週刊文春」の「ミシュラン記事」を否定した内容であります。
前々から日経系のミシュラン寄りのスタンスが気になっていたのですが、ジャーナリズムのかけらもないこの団体まで持ち上げるとは思いませんでした。日経トレンディが真の検証精神を持っているとは思えません。
しかし村田氏、最初はミシュランの代理人のごとく京都の店の説得に回ったと漏れ聞きましたが、その後「文春」だけではなく他のメディアでもミシュランに対して否定的なコメントをしていたと記憶しております。
それがまた今回、「反対なんかするわけないんです。はじめから賛成です。」ですからビックリ。
しかし、この村田氏、京都吉兆の徳岡氏、そして大阪ガスの影響下にある門上氏と、マスコミ出たがりの人だけを集めて、公平冷静な議論がなされたと思っているのでしょうか。
しかし、徳岡氏を

天才料理人! 創業者・湯木貞一の魂を受け継ぎながら、国際的な視野を持って伝統の幅を広げているチャレンジャーの徳岡さんは、ただの三代目じゃないですね。ミシュランの星の数は蓋を開けてみなければわかりませんが、日本を代表するプレイングマネージャーであり、日本料理の伝統を守り発展させていくトップランナーであり、京都という街作りにおいても注目の文化プロデューサーだと改めて実感しました。

って、徳岡氏を「褒め殺し」して何をしたいのでしょうか。
京都和食業界の徳岡評をちょっと調査すれば、こんなこと書けるはずがないんですけど。
ミシュランべったりの俄グルメ・放送作家の記事を何ら検証なく載せてしまう日経トレンディにガッカリです。
友里掲示板
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