ゲーテ3月号「生涯のレストラン」を読んで  その2

海上自衛隊へロックオンした中国、実はアメリカと連携しているのではないか。
まずは以下のニュース配信をご覧ください。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130206-OYT1T01064.htm?from=main2

元米国務省日本部長のケビン・メア氏の私見のようですが、

中国は尖閣だけではなく、沖縄本島含む琉球諸島も狙っている

と中国の脅威を煽っております。そしてその狙いは何かというと

現在6隻のイージス艦を増やせ
航空自衛隊の次期主力戦闘機として米国から調達する「F35」を予定の42機より多く購入すべき(8:57にこの部分を削除して更新しています)

これでまた、アメリカ(特に軍事産業)は日本からボロ儲けができるのではないでしょうか。
中国もヘタレの日本相手だけではなく、たまには

アメリカ軍の艦船にもロックオンしてみろ

琉球諸島だけではなく、中国はグァムやハワイ諸島にも触手を伸ばしたらどうなるかも経験してもらいたいものです。
反撃してくる強そうに見える相手には手を出さない中国。世の典型的な

いじめっ子体質そのもの

であると友里は考えます。
あとこれまた驚いたのですが、実は民主党政権時にも

中国軍艦船によるロックオンがあった

と聞きました。ただしそれが公にはなっていない。
友里が推測するに

中国でボロ儲けしているイオンの身内である岡田克也副総理(当時)が握りつぶしたのではないか

ここまで中国にコケにされ続ける日本国民、

中国を擁護するイオンやユニクロなどの媚中企業に対し何らかの行動

を起こす時期に来ているのではないかと考えます。

さて本日はシリーズ2作目。ゲーテ3賢人の一人、小山薫堂さんの登場です。
この人、ウィキペでは詳しい生い立ちがでていないのでわからないのですが、おそらく

放送作家として稼げるようになるまで本物を食べていなかった

のではないでしょうか。
他の賢人(秋元さんと見城さん)にも言えることですが、

なんちゃって料理(創作含む)がお好き

なのであります。
キャンティ、堀兼、カーザ・ヴィニタリア、サローネなどなど。
海外の店も、ポルトフィーノ、ヴェネチア、パリの店などを1店ずつ紹介していますが、ロスの店以外

どんな料理が美味しく感じたのかとの具体的表記なし

「絶品レストラン」(鉄人社)で友里が著したほどまでせよとは言いませんが、己の嗜好を少しは自覚して開陳したらどうなのか。
そうでなければ、読者は小山薫堂さんがどんな基準で店をヨイショしているのか、わからないからであります。
友里が分析しますところ

30超えるまで外食経験が少なかったから

サプライズ的な皿を出す店(創作系も)が好き

若い頃食べ続けた料理の味から抜けきれないので

味濃い料理が好き(弁当など冷めても食べられる料理は味を濃くしているので)

己の舌に自信がない(俄に慌てて経験を積んだと自覚している)ので

巷の評判が良い店は無条件で美味しいと思ってしまう(カンテサンスなど)

京都の和食店を2つ挙げているのですが

未在と嵐山吉兆

とルーツが同じ創作和食店。最近は宴会主体の料亭に接近しているようですが、もうちょっと色々な店を経験してから選んでいただきたかった。

ロスの和食屋の紹介では

日本以上に日本っぽいところがある
フォアグラのしゃぶしゃぶも旨い

とのコメント。
海外でなぜ「日本っぽさ」を求めるのか。なぜ海外の和食屋でフォアグラのしゃぶしゃぶを求めるのか。
海外の店の選定基準として

その国らしさを感じる刺激の旅

と言っていますが、理論破綻していると友里は考えます。

また「寿司幸」の紹介ページでは、己の成り上がりを思わずカミングアウトしてしまった。

上京してきた山形の大学の学生(彼は東北芸術工科大学の教授職にあるらしい)をここへ連れて行き「ばらちらし」をご馳走するそうですが

銀座で寿司を食べる体験ができてみな感激する

と自己満足。更に

この味を覚えておいて、初任給を貰った時には自分のお金でこれを食べに来なさい。そして、自分の原点にしなさい

と説教するそうです。
そうして将来、辛いとか困ったとか、何かあった時に、自分の人生のしおりのように、また、ばらちらしを食べにきて

あの時の自分には希望があって、輝いていたんだと思い返してほしい

とまで宣っております。
銀座で数万円のお任せコースを食べさせてもらったら、学生なら感動するでしょうが、

数千円のばらちらし

でっせ。これを人生の「しおり」にしろと決めつけるとは

あまりに山形人をコケにしているのではないか
山形には「アルケッチャーノ」という、それこそ人生のしおりにすべきイタリアンがあるではないか(ウソです。詳しくはこの店評価ブログを参照ください)

人間の発想は、自分の生い立ちや経験から抜け出せないと聞きますが、小山薫堂さん

学生時代には「ばらちらし」も食べていなかったのか

自慢するつもりが、己の食経験を自らカミングアウトしてしまったようです。

ここで、最近友里ツイッターでちょっと話題になりました同じ放送作家の「わぐりたかし」氏を思い出しました。
過食のオコチャマ・来栖けい氏を世に売り出した業界の仕掛け人(キッカケは友里ですが)なんですが、彼も2005年の春だったか、友里が銀座の「さわ田」へ初めて連れて行くまで

回転寿司ばかりで、高額寿司屋の経験がなかった(勿論フレンチなどの経験もなし)

それなのに1年経たず雑誌で、食に詳しいグルメとして登場して店の紹介をし始めたのですから(日本フードジャーナリスト会議なるものまで主宰してしまった)

放送作家とはいかにいい加減な人種か

がわかると思います。

昨秋、近大出に天才(大阪のフレンチ・hajimeのシェフ)がいたことに驚いた友里でありますが(このブログ参照)、小山薫堂さんが卒業した

日本大学が賢人を輩出

していたとも友里は知りませんでした。