イタリアで地元飯を食べてあらためて感じたこと

拙著やブログで述べてきたことに

 

日本は「なんちゃってイタリアン」がほとんど。(特に関西など地方)

イタリアは、郷土色ある料理が一番

 

があります。

イタリアに州がいくつあるか即答出来ませんし過半の州を制覇したわけではありませんが、ここのところ毎年何回か訪問している友里の判断でありました。

 

 

ところ~が、今回はじめてリグーリア州へ行って、ホテルだけではなく街場の店でも食べた結論を言わせていただくと

 

ジェノベーゼ含め、これと言ってディープ感どころか特徴なんてないじゃないか

 

きょうび、キャンティやアッピア、そして関西の自称イタリアンでもありそうなトンナートもどきから、カルパッチョはじめ、前菜はどこの州だかわからないもの(一般的なものも)ばかり。(ピエモンテ州が隣だからか似ているのか)

よく聞く、「カッポン マグロ」なんて料理名、メニューで見なかったかなと。

 

麺も、ジェノベーゼ(リグーリア風とかペーストとかの表記)はありましたが、あとはラグーに日本で言うボンゴレやペスカトーレくらいか。(この地特有といわれるパスタはありましたが)

 

メインに至っては、魚(肉もありましたが)のシンプル調理が主体でありました。

 

何がリグーリア料理なのかさっぱり。

ちょっと寄った、ポルト・チェルボも似たような料理ばかりでありました。

 

う~ん、郷土色といってもピエモンテやシチリアのような特徴をもった州は少ないのか。

そういえば、ベネチアもいつ行ってもそれほど満足しなかった。

 

なかなか行く機会がないですが、イタリア南端へのチャレンジが必要かもしれません。