やっぱり美味しかった、オギノ

友里ブログはやっぱり「料理ネタ」が一番なのでしょうか。昨日のブログで「鰻」を取り上げましたところ、ファッションネタを遙かに上回る盛り上がりとなりました。

http://tomosato.net/test/read.cgi/bbs/1279760842/l50

その中で、養殖鰻は国産より中国産の方がクオリティも高く安全であるといった意見の書き込みには驚きました。今までの中国産に対するイメージとまったく正反対だからであります。
つい最近も「産地偽装」で告発された流通業者がありましたっけ。鰻の流通業界は魑魅魍魎としているのかもしれません。

本日はネタを考えつかなかったと言いますか、時間がないと言いますか、平日のブログではあまりやらない「店訪問」であります。

先日、数ヶ月先まで予約が一杯という池尻のフレンチ「オギノ」へ行ってきました。
「キノシタ」出身と言われているシェフですが、独立前、恵比寿の「レスパス」系列の「キャス・クルート」(目黒)の雇われシェフをしていたことはあまり知られていないのではないでしょうか。
それはさておき、移転後の初訪問で私は驚いたのです。

マダムがショートカットになっている

確か長めの髪でポニーテールだったマダム、ダークな服で物静かなイメージがあったのですが、ショートカットでグレー?のスーツ、笑顔が目立つ接客でイメチェンをしていたのです。
最初はマダムと気づかず、新しいスタッフかと思ってしまいました。

肝心の料理ですが、人気が長く続いておりますがクオリティは落ちていなかった。前菜、メインと5皿ほど頼みましたが、いずれも美味しい。
特に夏鹿のパイ包みとヒナ鳥の膀胱包み(正式名忘れ)は、ボリューム、味と大変満足しました。

感じの良いマダムの存在に弱い友里、見栄を張った訳ではないですがリストの中で高めのワインを選んでしまいましたが、支払額に充分満足する食後感であったことを報告させていただきます。

しかし問題点がないわけではありません。
グランメゾンとは形態が違う街場フレンチの位置づけの店が、数ヶ月先でないと訪問できないのは異常ではないか。
フレンチの不毛時代と言われている現在、他のフレンチで「良店」がほとんど存在しないため一極集中となっているのかもしれません。
あともう1つ。連れからはマダムとの会話で「赤くなった」と突っ込まれたのが原因ではないと思うのですが、店内がちょっと暑く感じました。空調に問題があるのあもしれません。

「トルナヴェント」もそうなのですが、アンチからは

?マダムに目がくらんで評価が甘い

と突っ込まれること覚悟での本日のブログでありました。でも料理は冷静に判断しているつもりであります。