やっとアルコールが解禁

今週から「日刊ゲンダイ」で、コラム「行っていい店わるい店」が再開しているのですが、タイムリーな宣伝を忘れておりました。
月曜は「ピエール・ガニェール」、水曜は軽井沢の「リストランテ・モデスト」でありました。
来週からも月、水と早くとも年内までは続くと思いますので、お読みいただければ幸いです。

今朝の読売新聞(主筆を筆頭に大嫌いな新聞なのですが家人が小説を読んでいるらしく止められない)の一面には

菅氏を小沢氏猛追

との大見出しが載っておりました。
読売新聞によると、国会議員票はほぼ拮抗、地方議員や党員・サポーターの票は6?7割が菅支持なので、菅氏が現在のところ有利で小沢が猛追しているとか。国会議員では、菅氏支持が168票、小沢支持が171人となっております。

この中間報告のよりどころは国会議員への直接のアンケートのようですが、そのアンケートの回答数はわずか262人。各陣営の支持数より70名以上少ないのです。つまり勝手に人数を書いておりますが、70名以上は読売の願望(小沢負けろ)を素にした国会議員からの取材結果。

読売新聞記者へ本当にはっきり意思表示をするのなら、アンケートにも答えているはずと思うのは私だけではないでしょう。
しかもそのアンケートだけの調査結果(回答数262人)の結果はどこにも書いていないのです。つまり記者(主筆)の思惑の入った取材結果の数字を見事に潜り込ませているんですね。

?しかし国会議員が取材で本当のことを言うでしょうか。しかも代表戦の投票は

無記名投票

のはず。後で調査すれば誰が誰に投票したかわかるという説もありますが、理論的には各国会議員の投票先は、菅・小沢両陣営だけではなく、マスコミどころか地元有権者もわかるはずがないのです。
代表決定後は両陣営とも

?ノーサイド 挙党体制

と言っていますから、マスコミが投票後各議員に投票先を聞いても

挙党体制にヒビが入るから差し控える

と答えなくて良いはず。つまり、国会議員はあまりマスコミが作り上げた世論調査を気にしなくて良いと言うことです。
日本には「判官贔屓」の国民性があります。投票前から小沢が圧勝となっては、

じゃ、世論に従って菅にでも入れるか

となる可能性があります。陣営を引き締める意味でも、私は小沢投票を確定している議員の多くは表面上態度を保留しているのではないかと思っております。
逆に「勝ち馬に乗る」という習性もありますから、終盤になって一気に小沢有利が表面化するのではないかと勝手に思っております。

それではなぜマスコミは

菅有利

と書くのか。実際は菅陣営が不利なので、頼みは己が作り上げた世論結果頼り。党員・サポーターが菅を選んでいると大騒ぎすることで、国会議員に圧力をかけて菅に投票させたいのだと思ってしまいます。

しかしなぜ党員・サポーターの情勢がマスコミにわかるのでしょうか。直接調査できるはずがないではないか。誰が党員で誰がサポーターかマスコミは知る事が出来ないからです。名簿がマスコミに流出しているなら個人情報の漏洩ですから。

さて、本題です。

二ヶ所の部位の炎症をこじらせたため、2週間以上の闘病(大袈裟か)で禁酒を余儀なくされた友里。昨日の診察でやっと

アルコールが解禁

となりました。とは言え、今までのように体がビールを欲しない中、昨晩慣らし運転のつもりでアルコールにチャレンジしたのです。

まずはビール。家には瓶がなかったので冷蔵庫にあったエビスの缶を開けたのですが、これがまったく美味く感じません。一口で止めました。
賞味期限内ではありますが、6月製造と古かったからなのか、それとも体がまだ受けつけないのか。そこで、成城石井で2000円台半ばで買っていたボルドー赤を開けたのです。本来なら美味しく感じるはずなのですが、

アルコール部分が分離した味わい

というのでしょうか。混じり合った味わいではなく、アルコールだけが強く感じるのです。当然美味しく感じない。
長くアルコールをとらなかったから美味しく感じないだけなのか、まだ体調がもどっていないからなのか。
もしかしたら、嗜好が変わってしまった(下戸になってしまった)のではないかと心配です。

マスヒロさん、門上さん、来栖さんと下戸の評価は酒飲みには参考にならないと発言してきた友里ですから、下戸になってしまったら、引退も視野に入れなければならないかもしれません。

とにかく今夜はボルドー古酒を飲む予定ですので、この味わいがどう感じられるか。ちょっと心配であります。