どうした、東京カレンダー

新党乱立など政局絡みの不安定な永田町のおかげで、本来のテーマからかなりずれてしまった今週の友里ブログ。以前から温めていたこの「東カレ」ネタを先に友里掲示板で書き込まれてしまいましたが、本日は政治ネタをやめてこのヨイショ雑誌ネタを取り上げます。

レストランヨイショ雑誌の中では、書店へのアプローチ(営業)が巧みなのか特別待遇の扱いを受けていると感じる「東京カレンダー」。特に友里本が軽く扱われる福家書店(銀座)での蜜月振りは昔から不思議でありました。
とにかく取り扱いが別格。専門のコーナーが設けられることもあり、階段の踊り場にまで陳列されることもありました。

出版社は(株)アクセスパブリッシング。親会社はモバイルインターネットサービス業界の「ACCESS」。この親会社は2月に代表者はじめ役員の報酬減額を発表し、つい最近は株主総会へ議案提出予定だった創業者への弔慰金贈呈も撤回しております。取り巻く環境は結構厳しいのではないか。
その子会社であるアクセスパブリッシングのメインとも思える月刊誌「東京カレンダー」に異変が起こったのです。
いつものように銀座の書店で手に取った「東京カレンダー」の表紙を見てビックリ。なんと

5&6 合併号

になっているではありませんか。年末年始やお盆の時、2週分をまとめて合併号とする週刊誌はままありますが、月刊誌を合併(しかもお盆や年末年始の絡む月ではない)するというのは私の知る限り記憶にありません。

最近は本拠である「東京」の飲食店の掲載が減り、地方店や海外店、そして飲食と関係ないファッションや車のヨイショも多くなってきたと感じていたのですが、ネタ不足に加えて広告も不足してきたのではないか。
ここのところ、面白いネタもなく購入しても念入りにチェックしていませんでしたが、いざなくなる、もとい、合併号になって出版が減ってしまうと寂しいというか悲しいというか。

友里征耶とは対極に位置する月刊誌ではありますが、単なる「店紹介雑誌」と考えればまだまだ利用価値はあると思います。
制約をうけないよう、いっそのこと「日本カレンダー」とか改名して、全網羅的に店紹介を始めたらよいと私は考えます。
「おとなの週末」も部数を減らし続けていると漏れ聞きます。我が「めしとも」も必ずしも順調に部数を伸ばしているわけではないようです。出版業界の厳しさはこれからも続くのでしょうか。

なんか堀内恒雄元ジャイアンツ監督が自民党から次期参院選に出馬するようです。石井浩郎氏といい、ほとんどマスコミに取り上げられない過去の人(もともと知名度足りない)を何故選ぶのか。
中央と違って地方(地元)での人気は格別のものがあるというのでしょうか。
自民党は完全にズレまくっている(民主も大差ないですけど)と思います。