ただいま日本へ移動中

本日は欧州のある国(イタリアです)から移動中でありまして、もうしばらくしたらここ経由地の空港を出発。10時間以上乗って日本時間で夕方まで機上となりますので、この時間帯(乗り継ぎの待ち時間)しかブログをアップできません。よって本日は簡単に〆させていただきます。

何のネタにしようか迷ったのですが、おそらく今年で最後の訪問となる今回のイタリア地方、その名産である白トリュフの価格についての最新情報です。?

今年の白トリュフの大きさは驚くほどでかいものが多く見られましたが、香りと言いましょうか質はイマイチ。見かけ倒しと言えるかもしれません。まともなリストランテでも、素晴らしいブツには巡り会えませんでした。
質が悪ければ相場も落ちるのは当たり前です。あくまで街の店(トリュフ店)での小売りでありますが、今年は去年より3割方価格が落ちておりました。
アルバ産トリュフ、大きさによって異なりますが(大きいほど単価が高くなる)キロ単価はだいたい

2000?3000ユーロ

日本の店で使用する大きさですと、2000?2300ユーロ程度、つまりキロ20数万円と言うところであります。安いものならキロ2000ユーロを切るものもありました。
日本でよく見るサイズ(20グラムくらい)なら、1ヶ5千円しないのです。小さいものなら数千円くらいでありました。

このアルバ産白トリュフが日本へ輸入され、仲介業者を経由しての店仕入れとなると、どのくらいに跳ね上がるものなのか。
数年前はキロ80万円といった伝説まで流れておりましたが、今年の白トリュフ、まさかキロ50万円以上の値付けをするのでしょうか。
現地小売店での価格がキロ2000ユーロですから、仕入れはもっと安いはず。白トリュフを取る人から直接買ったら想像できないほど安いのではないでしょうか。
現地では白トリュフをかけた料理(タヤリンなど)自体で30ユーロくらいでありますが(白トリュフの追加が20ユーロくらいが一般的、)日本では白トリュフだけで5000円くらい追加を取るところが普通ではないでしょうか。

儲けているのはインポーターなのか、流通業者なのか、それともレストラン自体なのか。解明したいと思うのは友里だけではないでしょう。
日本での今年の白トリュフの仕入れ価格(キロ単価)やレストラン提供価格をご存じの方、掲示板やメールでお教えいただければ幸いです。